Microsoft Fabric で Eventstream を作成します

Microsoft Fabric のイベント ストリーム機能はコードなしのエクスペリエンスでリアルタイム イベントをキャプチャ、変換、およびさまざまな宛先にルーティングするための Fabric プラットフォーム内の一元的な場所を提供します。 イベントストリームは、Azure Event Hubs、KQL データベース、レイクハウスとシームレスに統合されます。

前提条件

開始する前に、次の前提条件を満たす必要があります:

  • 共同作成者 以上のアクセス許可を持つ Premium ワークスペース へのアクセス権を取得します。

Eventstream を作成する

イベントストリームは、[ワークスペース] ページ、Real-Time Analytics エクスペリエンス ホームページ、または [ハブの作成] ページで作成できます。 次に手順を示します。

  1. Fabric エクスペリエンスを [Real-Time Analytics] に変更し、[Eventstream] を選択して、ワークスペースまたはホーム ページに新しいイベントストリームを作成するか、ハブを作成します。

    • Real-Time Analytics ホームページで、[Eventstream] タイルを選びます:

      ホーム ページ上の Eventstream のタイルを示すスクリーンショット。

    • [ワークスペース]ページ で、[新規] を選択し、[Eventstream] を選択します:

      ワークスペース ページの [新規作成] メニューにある eventstream オプションの場所を示すスクリーンショット。

    • [ハブの作成] ページで、[Eventstream] タイルを選択します:

      ハブの作成ページ上の Eventstream のタイルを示すスクリーンショット。

  2. 新しいイベントストリームの 名前 を入力し、[作成] を選択します。

    新しい Eventstream スクリーンでイベントストリーム名を入力する場所を示すスクリーンショット。

  3. ワークスペースで新しい Eventstream を作成するには、数秒かかる場合があります。 Eventstream が作成されたら、メイン エディターが表示され、転送元と転送先をイベントストリームに追加できます。 詳細は メインエディタ を参照してください。

    イベントストリーム の作成完了を示すスクリーンショット。

eventstreams のメイン エディター

Microsoft Fabric イベント ストリーム機能は、数回のクリックでイベント データ ソースと宛先に接続できるキャンバスであるメイン エディターを提供します。 キャンバス内の各タイル (ノード) は、ソース、宛先、またはイベントストリーム自体を表します。 そこから、イベント データをプレビューし、メトリックを使用してデータ分析情報を監視し、これらの各タイル (ノード) のログをチェックできます。

次のスクリーンショットは、ソースと宛先が構成されたイベントストリームを示しています。

eventstream アイテムの概要を示すスクリーンショット。

  1. リボン: リボン メニューには、変換元とコピー先のオプションが用意されています。
  2. データ ナビゲーション ウィンドウ: このウィンドウでは、ソースと変換先を移動できます。
  3. キャンバスビューとダイアグラムビュー: このペインは、ソースから宛先まで、イベントストリームトポロジ全体をグラフィカルに表現します。 各ソースまたはターゲットは、キャンバスにタイル (ノード) として表示されます。
  4. [構成と変更] ウィンドウ: このペインでは、特定のソースまたは変換先を構成または変更できます。
  5. 情報、データ プレビュー、データ分析情報、ランタイム ログの下部ペイン: 各タイル (ノード) について、データ プレビューには、選択したタイル (ノード) 内のデータが表示されます。 このセクションでは、特定のソースまたは宛先にランタイム ログが存在するランタイム ログについても説明します。 また、入力イベント、出力イベント、受信メッセージ、送信メッセージなど、特定のソースまたは宛先のデータ分析情報を監視するためのメトリックも提供されます。