GameInputCreate
IGameInput インターフェイスのインスタンスを取得します。
構文
HRESULT GameInputCreate(
IGameInput** gameInput
)
パラメーター
gameInput _COM_Outptr_
型: IGameInput**
呼び出しによって返される、基になるプロセスごとのシングルトンのインスタンス。
戻り値
型: HRESULT
関数の結果です。
解説
GameInputCreate
関数は、IGameInput
インターフェイスのインスタンスを取得するための Nano-COM ファクトリです。
IGameInput
インターフェイスは、この関数が最初に呼び出されたときに作成されるプロセスごとのシングルトンに実装されます。 そのため、この関数の最初の呼び出しは、戻るまで少し時間がかかることがあます。一般に UI スレッドから安全に呼び出すのには十分に短い時間ですが、ゲーム ループなどの時間に依存するコンテキストからの呼び出しには不十分です。 同じプロセスからのこの関数の後続の呼び出しでは、基になるシングルトンに別の参照が追加されるだけなので、すばやく戻ります。
アプリケーションでは、起動中に GameInputCreate
関数を 1 回呼び出して、アプリケーションをシャットダウンする準備ができるまでは IGameInput
オブジェクト参照を保持する必要があります。 (アプリの再開時の) GameInput
シングルトンの再初期化コストは一般にアプリケーションの少量のメモリを解放するメリットを上回るので、これは、プロセス ライフタイム管理 (PLM) の一時停止イベントに応答するユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリにも当てはまります。
要件
ヘッダー: GameInput.h
ライブラリ: xgameruntime.lib
サポートされているプラットフォーム: Windows、Xbox One ファミリー本体、Xbox Series 本体