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XErrorOptions

ゲーム OS またはゲーム ランタイムでエラーが発生したとき、ゲームがどのように動作すべきかを記述します。

構文

enum class XErrorOptions  : uint32_t  
{  
    None = 0x00,  
    OutputDebugStringOnError = 0x01,  
    DebugBreakOnError = 0x02,  
    FailFastOnError = 0x04,  
}  

定数

定数 説明
None エラーが発生しても何も行いません。
これは、デバッガーが存在しない場合の既定のオプションです。
OutputDebugStringOnError エラーの発生時に、デバッグ メッセージを出力します。
これは、デバッガーが存在する場合の既定のオプションです。
DebugBreakOnError エラーの発生時に、デバッガーに割り込んでデバッグ メッセージを出力します。
FailFastOnError エラーの発生時に、Fast Fail を要求して呼び出し処理を即時終了します。

解説

XErrorOptionsXErrorSetOptions 関数で使用して、デバッガーの有無に応じてエラー発生時のゲームの動作を記述します。 OutputDebugStringOnError または DebugBreakOnError を指定し、デバッガーが存在する場合は、HRESULT エラー コード、現在のスレッド ID、エラー メッセージを含むデバッグ文字列がデバッガーに送信されて表示されます。 DebugBreakOnError を指定すると、ゲームがデバッガーに割り込みます。

要件

ヘッダー: XError.h

サポートされているプラットフォーム: Windows、Xbox One ファミリー本体、Xbox Series 本体

関連項目

XError メンバー
XErrorSetOptions