エンティティ イベントを含む PlayStream

PlayFab では、エンティティ プログラミング モデルに対応する新しいイベント モデルである エンティティ イベント モデルが導入されました。 エンティティは、データを含む PlayFab の概念を指します。 プレイヤー、タイトル、キャラクター、グループなどです。

クラシック イベント モデルには、エンティティの種類ごとに異なるイベントと API が存在しました。 たとえば、新しいエンティティを作成すると、作成されたエンティティの種類に応じて、 group_createdcharacter_createdplayer_created などのイベントが表示されます。 エンティティ イベント モデルでは、上記のすべてを含む 1 つのイベント ( entity_created) のみが存在します。

新しいエンティティ形式により、存在するさまざまな API とイベントの量を簡略化することができました。 新しいイベント モデルへの移行が完了すると、既存のタイトルをサポートするために、従来のイベントが PlayStream モニターのエンティティ イベントの横に、引き続き表示されます。

エンティティ イベントでは、次の PlayFab 機能がサポートされます。

  • イベントのバッチ - WriteEvents API を使用して、複数のエンティティ イベントを PlayStream に一度に書き込みます。
  • リアルタイム ルール エンジン - PlayStream を通過するエンティティ イベントにリアルタイムで反応し、さまざまなアクションをトリガーするルールを設定します。 PlayFab では、エンティティ イベントに対する次のアクションがサポートされています。
    • カスタム CloudScript を実行する (Azure 関数のある CloudScript を含む)
    • メールを送信する
  • リアルタイム デバッガー - エンティティ イベントがクラシック イベントと共に PlayStream モニター に表示されるのを確認します。

注意

現在、Playstream では、名前が 40 文字を超えるイベントのルールの作成はサポートされていません。

エンティティ イベントは、ゲームに関する関連情報を検出できるデータおよび分析機能でもサポートされています。

  • PlayFab Insights- クラシック イベントとエンティティ イベントの両方で、すべてのイベント データを調べるツールを有しています。