Microsoft Graph で通話レコード API を操作する
重要
Microsoft Graph の /beta
バージョンの API は変更される可能性があります。 実稼働アプリケーションでこれらの API を使用することは、サポートされていません。 v1.0 で API を使用できるかどうかを確認するには、Version セレクターを使用します。
Microsoft Teams や Skype for Business を使用している場合、通話レコードによって、組織内で行われる通話やオンライン会議に関する情報が提供されます。 呼び出しレコード API を使用して、通話レコードのサブスクライブ、通話レコードの一覧表示、ID による通話レコードの検索を行うことができます。 通話レコードは、通話または会議の終了後に作成され、レコードは 30 日間保持されます。
通話レコード API は、OData のサブ名前空間 microsoft.graph.callRecords
で定義されています。
キー リソースの種類
通話レコードの構造
callRecord エンティティは、1 つのピアツーピア通話または複数の参加者間のグループ呼び出しを表します。これは、オンライン会議と呼ばれることもあります。
ピアツーピア通話には、2 人の通話の参加者の間の単一のセッションが含まれます。 グループ通話には、1 つ以上のセッション エンティティが含まれます。 グループ通話には、参加者とサービス エンドポイントの間のセッションがそれぞれあります。
各セッションには、1 つ以上のセグメント エンティティが含まれます。 セグメントは、2 つのエンドポイント間のメディア リンクを表します。 ほとんどの場合、各セッションには 1 つのセグメントのみが表示されますが、1 つ以上の中間エンドポイントがある場合もあります。
上の図の数字は、種類ごとに存在できる子の数を示しています。 たとえば、callRecord とセッションの間の 1..N リレーションシップは、1 つの callRecord インスタンスに 1 つ以上の セッション インスタンスを含めることができるという意味です。 同様に、セグメントとメディアの間の 1..N リレーションシップは、1 つのセグメント インスタンスには、1 つ以上のメディア ストリームを含めることができるという意味です。