リモート環境をアクティブ化または非アクティブ化する方法

メインフレーム上のリージョンが失敗するか、管理メンテナンスのためにオフラインになると、そのリージョンを記述するリモート環境 (RE) に関連付けられているコンポーネントのメソッド呼び出しは失敗します。 そのため、メインフレーム リージョンが使用できない場合は、そのリージョンでサポートされている RE を非アクティブ化する必要があります。 その後、影響を受けるトランザクション インテグレーター (TI) コンポーネントを別の RE (オフライン リージョンのバックアップ リージョンなど) に一時的に移動して、TI アプリケーションを引き続き実行できます。 メインフレーム リージョンが復元されたら、そのリージョンの RE をもう一度アクティブ化できます。 メインフレームでオフライン リージョンの RE を非アクティブ化すると、Windows イベント ログに送信されるエラー メッセージの数も減ります。

TI Manager コンソール ツリーの [リモート環境] フォルダーをクリックすると、RU の状態をチェックできます。 詳細ウィンドウには、 フォルダーに含まれるすべてのリモート環境のアイコンが表示されます。 これらのアイコンは、リモート環境がアクティブか非アクティブかを示します。

Note

メインフレーム上のリージョンがオフラインの時点でトランザクションが進行中の場合、トランザクションは完了します。 ただし、後続のメソッド呼び出しは失敗します。

リモート環境をアクティブ化または非アクティブ化するには

RE をアクティブ化または非アクティブ化するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • TI マネージャーを起動し、アクティブ化または非アクティブ化するメインフレーム リージョンのリモート環境 (RE) を右クリックし、[ アクティブ化 ] または [ 非アクティブ化] をクリックします。

    または

  • TI マネージャーを起動し、アクティブ化または非アクティブ化するメインフレーム領域のリモート環境 (RE) をクリックし、ツール バーの緑色の矢印をクリックして非アクティブな RE をアクティブにするか、赤い矢印をクリックしてアクティブな RE を非アクティブにします。

    コンソール ツリーで [リモート環境] フォルダーをクリックすると、詳細ウィンドウにすべての RE が一覧表示され、各 RE の現在の状態が示されます。

参照

TI マネージャーを使用したリモート環境の作成と管理
TI コンポーネントの作成と管理
TI の概要