PrtFilterJobStart

PrtFilterJobStart 関数は、新しいジョブが開始されたばかりであることを印刷データ フィルター DLL に通知するために呼び出されます。 これにより、DLL はカスタム処理を提供し、ジョブの開始時に特別なデータをプリント サーバーに送信できます。

構文

  
          void * WINAPI PrtFilterJobStart(   
char *SessionName,    
DWORD LUType,         
char **pBufPtr,       
DWORD *pBufLen      );  

パラメーター

Sessionname
指定されたパラメーター。 印刷ジョブを開始したばかりの印刷セッションの名前。 SessionName は、SNA Print Service 管理 ツールを使用して構成したのと同じです。

LUType
指定されたパラメーター。 プリンターの種類を指定します。 有効な値は、 LUType 値 1、3、または 6 で表される LU 1、LU 3、または LU 6.2 プリンターです。

pBufPtr
返されたパラメーター。 プリント サーバーによって印刷される追加データを保持するバッファー ポインターへのポインターを指定します。

pBufLen
返されたパラメーター。 バッファー内の印刷データ フィルター DLL によって提供されるデータの長さを指すポインター。

戻り値

PrtFilterJobStart 関数は、この印刷ジョブのデータをフィルター処理する機会が必要な場合に、一意の識別子 (void へのポインターにキャスト) を返します。

ユーザー DLL が NULL ポインターを返す場合は、このジョブのフィルター処理に関心がないことを示しています。 この印刷ジョブに対するユーザー DLL のそれ以上の呼び出しは行われません。

注釈

この呼び出しでは、データ バッファー内のデータは印刷データ フィルター DLL に渡されませんが、DLL は pBufPtr (バナー ページなど) のデータを返すことができます。 この呼び出しから返されるデータは、印刷可能な ASCII またはプリンター制御シーケンスである必要があります。