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Microsoft Cloud for Sustainability 炭素データ モデル概要

             無料試用版

Microsoft Cloud for Sustainability 炭素データ モデル は、炭素の持続可能性データを統合し標準化する際に役立ちます。 正味ゼロ廃棄物の持続可能性に関する組織の目標を、追跡および達成するためのデータを準備する際に役立ちます。 Cloud for Sustainability 炭素データ モデルは、Cloud for Sustainability データ モデルの一部です。 これは、炭素排出量測定データを保存し、炭素の持続可能性参照データと統合するために必要なスキーマを提供します。 このスキーマにより、炭素の持続可能性データを排出量の開示や炭素排出量の規制に関する報告などの用途に利用できるようになります。

注意

2024 年 7 月のリリースでは、これまで必須であった属性を任意とし、既定値を提供することで、Cloud for Sustainability のデータモデルに大きな柔軟性が導入されました。 データの品質と安定性への影響が軽微であると判断した場合には、一部の必須属性の制約を緩和しました。 詳細情報につきましては、Cloud for Sustainability データモデルに必要な属性を参照してください。

Cloud for Sustainability 炭素データ モデルは、次の例を含むさまざまなシナリオで使用できます。

  • 購入したエネルギー活動を、Sustainability Manager が直接使用できる形式に事前に変換します。

  • 必要なスキーマをプロバイダーまたはサプライヤーと共有して、Sustainability Manager が直接使用できる形式でスコープ 3 排出量を受け取ります。

  • Sustainability Manager の出力を使用して、カスタム AI 処理を加え、排出削減のための拡張された分析情報を生成します。

エンティティ関係図

図の右下の虫眼鏡アイコンを選択して拡大します。

Cloud for Sustainability データ モデルのエンティティ関係図。

データ モデルを展開する

スキーマを自動的に生成して Dataverse 環境に展開するには、次の手順に従います。

  1. Microsoft Cloud ソリューション センター にアクセスします。

  2. 左のナビゲーション ペインで、持続可能性を選択します。

  3. Cloud for Sustainability データモデル タイルで 追加 を選択します。

  4. 展開ボタンを選択し、展開を続行します。

Microsoft Cloud for Sustainability ソリューションの展開の詳細については、Microsoft Cloud for Sustainability 設定と構成 を参照してください。

参照

[Microsoft Cloud for Sustainability データ モデル]data-model-overview.md
Microsoft Cloud for Sustainability データ モデルの必須属性
Cloud for Sustainability データ モデルの拡張
Microsoft Sustainability Manager のレコードの一意性