Excel JavaScript API 1.14 の新機能

ExcelApi 1.14 では、グラフのデータ テーブル機能を制御するオブジェクト、数式のすべての前例セルを検索するメソッド、ワークシートの保護状態の変更を追跡するワークシート保護イベントが追加されました。 また、エラー処理を改善するために、 などのCommentCollectionShapeCollectionStyleCollectionオブジェクトに対して複数getItemOrNullObjectのメソッドを追加しました。

機能領域 説明 関連オブジェクト
グラフ データ テーブル グラフ上のデータ テーブルの外観、書式設定、可視性を制御します。 ChartChartDataTableChartDataTableFormat
数式の優先順位 数式のすべての前例セルを返します。 Range
クエリ 名前、更新日、クエリ数などのPower Query属性を取得します。 クエリQueryCollection
ワークシート保護イベント ワークシートの保護状態とそれらの変更のソースに対する変更を追跡します。 WorksheetProtectionChangedEventArgsWorksheetWorksheetCollection

API リスト

次の表に、Excel JavaScript API 要件セット 1.14 の API を示します。 Excel JavaScript API 要件セット 1.14 以前でサポートされているすべての API の API リファレンス ドキュメントを表示するには、 要件セット 1.14 以前の Excel API に関するページを参照してください。

クラス フィールド 説明
AutoFilter clearColumnCriteria(columnIndex: number) オートフィルターの列フィルター条件をクリアします。
ChangeDirectionState deleteShiftDirection セルまたはセルが削除されたときに残りのセルがシフトする方向 (上または左など) を表します。
insertShiftDirection 新しいセルまたはセルが挿入されたときに既存のセルがシフトする方向 (下や右など) を表します。
グラフ getDataTable() グラフのデータ テーブルを取得します。
getDataTableOrNullObject() グラフのデータ テーブルを取得します。
ChartDataTable format 塗りつぶし、フォント、罫線の形式を含むグラフ データ テーブルの形式を表します。
showHorizontalBorder データ テーブルの水平罫線を表示するかどうかを指定します。
showLegendKey データ テーブルの凡例キーを表示するかどうかを指定します。
showOutlineBorder データ テーブルのアウトライン罫線を表示するかどうかを指定します。
showVerticalBorder データ テーブルの垂直罫線を表示するかどうかを指定します。
visible グラフのデータ テーブルを表示するかどうかを指定します。
ChartDataTableFormat 罫線 色、線のスタイル、太さを含むグラフ データ テーブルの罫線の形式を表します。
fill 背景の書式設定情報を含む、オブジェクトの塗りつぶしの書式を表します。
font 現在のオブジェクトのフォント属性 (フォント名、フォント サイズ、色など) を表します。
CommentCollection getItemOrNullObject(commentId: string) ID に基づいてコレクションからコメントを取得します。
CommentReplyCollection getItemOrNullObject(commentReplyId: string) その ID で識別されるコメント返信を返します。
ConditionalFormatCollection getItemOrNullObject(id: string) ID で識別される条件付き形式を返します。
GroupShapeCollection getItemOrNullObject(key: string) 名前または ID を使用して図形を取得します。
Query error クエリが最後に更新されたときのクエリ エラー メッセージを取得します。
loadedTo オブジェクト型に読み込まれたクエリを取得します。
loadedToDataModel クエリがデータ モデルに読み込まれるかどうかを指定します。
name クエリの名前を取得します。
refreshDate クエリが最後に更新された日時を取得します。
rowsLoadedCount クエリが最後に更新されたときに読み込まれた行の数を取得します。
QueryCollection getCount() ブック内のクエリの数を取得します。
getItem(key: string) コレクションの名前に基づいてクエリを取得します。
items このコレクション内に読み込まれた子アイテムを取得します。
Range getPrecedents() WorkbookRangeAreas同じワークシート内または複数のワークシートの指定された範囲のすべての優先順位セルを含む範囲を表す オブジェクトを返します。
ShapeCollection getItemOrNullObject(key: string) 名前または ID を使用して図形を取得します。
StyleCollection getItemOrNullObject(name: string) 名前に基づいてスタイルを取得します。
TableScopedCollection getItemOrNullObject(key: string) 名前または ID でテーブルを取得します。
ブック クエリ ブックの一部であるPower Queryクエリのコレクションを返します。
ワークシート onProtectionChanged ワークシートの保護状態が変更されたときに発生します。
tabId Open Office XML で読み取ることができるこのワークシートを表す値を返します。
WorksheetChangedEventArgs changeDirectionState セルまたはセルが削除または挿入されたときにワークシート内のセルがシフトする方向への変更を表します。
triggerSource イベントのトリガー ソースを表します。
WorksheetCollection onProtectionChanged ワークシートの保護状態が変更されたときに発生します。
WorksheetProtectionChangedEventArgs isProtected ワークシートの現在の保護状態を取得します。
source イベントのソース。
type イベントの種類を取得します。
worksheetId 保護の状態が変更されたワークシートの ID を取得します。

関連項目