Outlook アドイン API 要件セット 1.1
Office JavaScript API の Outlook アドイン API サブセットには、Outlook アドインで使用できるオブジェクト、メソッド、プロパティ、イベントが含まれています。 Outlook JavaScript API 1.1 (メールボックス 1.1) は、API の最初のバージョンです。
注:
このドキュメントは、最新の要件セット以外の要件セットのためのものです。
1.1 の新機能
要件セット 1.1 には、Outlook でサポートされているすべての 共通 API 要件セット が含まれています。 アドインでメッセージと予定の本文にアクセスする機能、および現在のアイテムを変更する機能が追加されました。
重要
エンティティベースのコンテキスト Outlook アドインは廃止されました。 別のソリューションとして、コンテキスト アドインに正規表現ルールを実装します。 これらのルールを実装する方法のガイダンスについては、「 コンテキスト Outlook アドイン」を参照してください。
変更ログ
- Body オブジェクトが追加されました。Outlook アドインでアイテムのコンテンツを追加および更新するメソッドを提供します。
- Location オブジェクトが追加されました。Outlook アドインで会議の場所を取得し設定する方法を提供します。
- Recipients オブジェクトが追加されました。Outlook のアドインで、予定またはメッセージの受信者を取得および設定するメソッドを提供します。
- Subject オブジェクトが追加されました。Outlook のアドインで、予定またはメッセージの件名を取得および設定するメソッドを提供します。
- Time オブジェクトが追加されました。Outlook アドインで会議の開始時刻と終了時刻を取得および設定する方法を提供します。
- Office.context.mailbox.item.addFileAttachmentAsync が追加されました。ファイルを添付ファイルとしてメッセージまたは予定に追加します。
- Office.context.mailbox.item.addItemAttachmentAsync が追加されました。メッセージなどの Exchange アイテムを添付ファイルとして、メッセージまたは予定に追加します。
- Office.context.mailbox.item.removeAttachmentAsync が追加されました。メッセージまたは予定から添付ファイルを削除します。
- Office.context.mailbox.item.body が追加されました。アイテムの本文を操作するメソッドを提供するオブジェクトを取得します。
- メッセージ の Office.context.mailbox.item.bcc 行を追加しました。
- Office.MailboxEnums.RecipientType が追加されました。予定の受信者の種類を指定します。
関連項目
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