はじめに
サーバーレス アーキテクチャでは、クラウドによって提供されるインフラストラクチャが使用されます。そのため、マシンやネットワークをプロビジョニング、管理、スケーリング、または保守する必要がありません。 Azure Functions は、サーバーレス アーキテクチャを実装するために Microsoft Azure によって提供されるフル マネージドのサービスとしてのプラットフォーム (PaaS) です。 Microsoft Azure Functions は、完全にスケーラブルで回復性があり、信頼性が高く、セキュリティで保護された、サーバーレスのイベント駆動型コンピューティング サービスです。
あなたは、高級腕時計のオンライン販売業者のリサーチを担当しているシニア Web 開発者だとします。 あなたは Azure Web Apps に基づいて Web サイトを構築しており、新しい機能を提供するように求められています。 このタスクには、他の Azure サービスでデプロイ、手動実行、スケジュール、さらにはトリガーできる個別のメソッドの作成が含まれます。
会社にはテスト駆動開発プロセスがあるので、新しいサービス用の自動単体テストも作成する必要があります。 .NET Framework や Visual Studio などの Microsoft のテクノロジに精通した開発者チームがあります。 あなたは、要件を満たすために Azure Functions の使用を検討することにしました。
このモジュールを終了すると、Visual Studio 2022 を使ってローカル環境で Azure 関数をビルドしてテストし、Visual Studio から Azure に関数をデプロイできます。
重要
このモジュールでは、C# 関数アプリのみがサポートされています。
学習の目的
このモジュールでは、次のことを行います。
- .NET 6.0 で実行されるインプロセス関数アプリを作成します。 Visual Studio 2022 を使用。
- Visual Studio 2022 で関数をテストしてデバッグします。
- 関数プロジェクトを Visual Studio 2022 から Azure に直接デプロイします。
- Azure Functions のコードを管理します。
前提条件
- Azure Functions の基本的な知識
- Visual Studio または同様の統合開発環境でソリューションを開発した経験
重要
このモジュールの演習には、Windows 環境での Visual Studio 2022 (今後 Visual Studio と呼びます) のローカル インストールが必要です。