Intune を使って iOS/iPadOS デバイスの紛失モードを有効にする
紛失モードのデバイス アクションを使用すると、紛失した、または盗難にあった iOS/iPadOS デバイスの紛失モードを有効にできます。 このモードでは、デバイスのロック画面に表示されるメッセージと電話番号を入力できます。 紛失モードを使用するには、デバイスが監視モードにある企業所有の iOS/iPadOS デバイスである必要があります。
サポートされるプラットフォーム
- iOS 9.3 以降
- iPadOS 13.0 以降
この機能は、次のプラットフォームではサポートされていません。
- Windows
- Windows スマートフォン
- macOS
- Android
紛失モードを有効にする
- Microsoft Intune 管理センターにサインインします。
- [デバイス]、[すべてのデバイス] の順に選択します。
- 管理するデバイスの一覧から iOS/iPadOS デバイスを選択した後、[紛失モード (監視モードのみ)] を選択します。
- [紛失モード] の下で [有効] を選択します。
- [Message to display on lock screen]\(ロック画面に表示するメッセージ\) に、デバイスのロック画面に表示されるメッセージを入力します。
- 必要に応じて、[表示する電話番号] ボックスに電話番号を入力します。
- [OK] を選択して変更を保存します。
紛失モードを有効にすると、デバイスのすべての利用がブロックされます。 エンド ユーザーは、紛失モードを無効にするまでデバイスにアクセスできません。 紛失モードを有効にした場合は、[デバイスを検索する] アクションを使用してデバイスを検索します。
注:
組み込みのデバイス機能によっては、引き続き機能する場合があります。 たとえば、Siri は、無効になっていない限り、呼び出しを行うために引き続き使用できます。
紛失モードとデバイスの検索アクションのセキュリティとプライバシーに関する情報
- このアクションを有効にするまで、デバイスの位置情報は Intune に送信されません。
- [デバイスの 検索 ] アクションを使用すると、デバイスの緯度と経度の座標が Intune に送信され、Azure portal に表示されます。
- データは 24 時間保管されてから、削除されます。 位置データを手動で削除することはできません。
- 位置データは、保管中も、転送中も暗号化されます。
- ロック画面に表示するメッセージを入力するときには、紛失したデバイスが戻るように特定の詳細情報を必ず含めてください。
次の手順
紛失モードの有効化の状態を確認するには、[デバイス] を開き、[デバイス アクション] を選択します。