Microsoft 365 Apps for enterpriseの診断ログのサイズを増やす
診断ログは、サポートされているすべてのバージョンの Office アプリケーションで常にオンにされ、アプリケーションごとに約 120 MB のログ データが格納されます。 問題のトラブルシューティングのためにさらにログ データを収集する必要がある場合は、格納されているログ データの既定のサイズを増やすことができます。
Office 診断ログのサイズを大きくするには、次の手順に従います。
OfficeDiagnosticLogging.zipをダウンロードし、コマンド プロンプトを使用して簡単にアクセスできる場所にファイルを保存し、圧縮ファイルを展開します。
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、展開された OfficeDiagnosticLogging.bat スクリプトが配置されているフォルダーを見つけます。
トラブルシューティングを行っている Office アプリケーションのすべてのインスタンス (Word、Excel、PowerPoint など) を閉じます。
次のコマンドを実行します。
OfficeDiagnosticLogging.bat start -MaxSizeIn100MB 4
注:
コマンドの数字 4 は、Office がアプリケーションごとに 400 MB 以下のログ データを収集することを制限します。
Office アプリケーションを開き、通常どおりに使用します。 ランダムな問題が再現されたら、次の手順に進みます。
問題が発生したすべての Office アプリケーション ウィンドウを閉じます。 (この動作により、すべてのログ データが強制的にディスクにフラッシュされます)。
%temp%\診断 フォルダーに移動し、Office アプリケーションの適切なフォルダー (WINWORD、EXCEL、POWERPNT など) を開きます。
収集する.logファイルが複数存在する場合があります。 変更された日付で.logファイルを並べ替え、問題が発生する 1 時間前から最新の.log ファイルまで、"変更日" 時刻を持つすべての.log ファイルを収集します。 収集されたすべての.logファイルを .zip アーカイブ ファイルにバンドルして、Microsoft サポートに送信します。