接続グループがパッケージ のバージョンを無視する方法
適用対象:
- Windows 10
- Windows 11
Application Virtualization (App-V) を使用して、任意のバージョンのパッケージを使用するように接続グループを構成し、パッケージのアップグレードを簡略化し、作成する必要がある接続グループの数を減らすことができます。
また、任意のバージョンのパッケージを受け入れるように接続グループを構成して、接続グループを無効にせずにパッケージをアップグレードすることもできます。
接続グループが複数のバージョンのパッケージにアクセスできる場合、App-V は最新バージョンを使用します。
接続グループに正しくないバージョンの省略可能なパッケージが含まれている場合、App-V はパッケージを無視し、接続グループの仮想環境の作成をブロックしません。
接続グループに、バージョンが正しくないオプション以外のパッケージが含まれている場合、App-V は接続グループの仮想環境を作成できません。
App-V サーバー管理コンソールを使用して、接続グループでパッケージのバージョンを無視させる
管理コンソールで、[接続グループ] を選択します。
[接続グループ ライブラリから適切な接続グループを選択します。
[接続済みパッケージ] ウィンドウで [ 編集] を 選択します。
パッケージ名の横にある [任意のバージョンチェックを使用する] ボックスを選択し、[適用] を選択します。
パッケージの追加またはアップグレードの詳細については、「 管理コンソールを使用してパッケージを追加またはアップグレードする方法」を参照してください。
スタンドアロン コンピューター上の App-V クライアントからのパッケージ バージョンを接続グループで無視させる
接続グループ XML ドキュメントをCreateします。
パッケージをアップグレードするには、 Package タグ属性 VersionID をアスタリスク (*) に設定します。
次のコマンドレット (接続グループ XML ドキュメントへのパスを含む) を入力して、接続グループを追加します。
Add-AppvClientConnectionGroup
Add-AppvClientConnectionGroup コマンドレットの使用方法の詳細については、「Add-AppvClientConnectionGroup」を参照してください。
パッケージをアップグレードするときは、次のコマンドレットを使用して古いパッケージを削除し、アップグレードされたパッケージを追加し、アップグレードされたパッケージを発行します。
詳細については、「Windows PowerShellを使用してスタンドアロン コンピューターで実行されている App-V パッケージを管理する方法」を参照してください。