Microsoft Teams での呼び出しのスパム フィルター処理を構成する

Microsoft Teams では、管理者は、公衆交換電話網 (PSTN) からの受信呼び出しのスパム フィルター処理を構成できます。 Teams は、潜在的なスパム呼び出しを検出し、"スパムの可能性が高い" 通知をユーザーに通知できます。

呼び出しのスパム フィルター処理は、受信呼び出しをブロックするのと同じではありません。 詳細については、「 着信呼び出しをブロックする」を参照してください。

Teams 管理センターの使用

この設定を使用すると、着信呼び出しで使用できるスパム フィルター処理の種類を制御できます。 この設定は既定でオンになっています。 この設定には、次の 3 つのオプションがあります。

  • スパム フィルター処理が完全に有効になっています。 Basic と Captcha の両方の対話型音声応答 (IVR) チェックが実行されます。 通話がスパムと見なされる場合、ユーザーは Teams で "スパムの可能性が高い" 通知を受け取ります。
  • IVR なしでオン スパム フィルター処理が部分的に有効になっています。 Captcha IVR チェックは無効になっています。 "スパムの可能性が高い" 通知が表示されます。 基本チェックから高いスコアを取得すると、呼び出しがドロップされる可能性があります。
  • オフ スパム フィルター処理が無効になっています。 チェックは実行されません。 "スパムの可能性が高い" 通知は表示されません。

PowerShell の使用

Teams の呼び出しのスパム フィルター処理を構成するには、次の -SpamFilteringEnabledType コマンドレットで パラメーターを使用します。

たとえば、このスクリプトを使用すると、グローバル ポリシーのスパム検出が有効になります。

Set-CsTeamsCallingPolicy -Identity Global -SpamFilteringEnabledType Enabled

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