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DeleteObject マクロ アクション

適用先: Access 2013、Office 2013

DeleteObject アクションを使用すると、指定したデータベース オブジェクトを削除できます。

注:

このアクションは、データベースが信頼されていない場合には許可されません。

Setting

DeleteObject アクションの引数は次のとおりです。

アクションの引数

説明

Object Type/オブジェクトの種類

削除するオブジェクトの種類を指定します。 [マクロ ビルダー] ウィンドウの [ アクションの引数] セクションにある [ オブジェクトの種類] ボックスの一覧で [ テーブル]、[ クエリ]、[ フォーム]、[ レポート]、[ マクロ]、[ モジュール]、[ データ アクセス ページ]、[ サーバー ビュー]、[ ダイアグラム]、[ ストアド プロシージャ]、[ 関数] のいずれかをクリックします。 ナビゲーション ウィンドウで選択したオブジェクトを削除する場合は、この引数を指定しません。

Object Name/オブジェクト名

削除するオブジェクトの名前を指定します。 [ オブジェクト名 ] ボックスには、データベース内のオブジェクトのうち、" Object Type/オブジェクトの種類 " 引数で選択した種類のオブジェクトがすべて表示されます。 [ オブジェクトの種類 ] ボックスに何も指定しない場合は、このボックスにも何も指定しないでください。 ライブラリ データベースで " DeleteObject/オブジェクトの削除 " アクションが定義されているマクロを実行すると、この名前のオブジェクトが、最初にライブラリ データベースで検索され、次にカレント データベースで検索されます。

警告

[!注意] [ オブジェクトの種類 ] ボックスと [ オブジェクト名 ] ボックスに値を指定しない場合、 DeleteObject アクションでは、ナビゲーション ウィンドウで選択したオブジェクトが削除されますが、削除を確認するメッセージは表示されません。

注釈

DeleteObject アクションを使って、マクロの実行中に一時的に作成したオブジェクトを削除できます。 たとえば、 OpenQuery アクションを使用してテーブル作成クエリを実行し、一時的なテーブルを作成したとします。 この一時的なテーブルは、使用し終わったら、 DeleteObject アクションを使用して削除できます。

このアクションの動作は、ナビゲーション ウィンドウでオブジェクトを選択して DEL キーを押した場合や、ナビゲーション ウィンドウでオブジェクトを右クリックして [ 削除] をクリックした場合と同じです。

Visual Basic for Applications モジュールで DeleteObject アクションを実行するには、 DoCmd オブジェクトの DeleteObject メソッドを使用します。