RepaintObject マクロ アクション

適用先: Access 2013、Office 2013

You can use the RepaintObject action to complete any pending screen updates for a specified database object or for the active database object, if none is specified. Such updates include any pending recalculations for the object's controls.

設定

"RepaintObject/オブジェクトの再描画" アクションの引数は次のとおりです。

アクションの引数	説明
オブジェクトの種類	再描画するオブジェクトの種類を指定します。 [マクロ ビルダー] ウィンドウの [アクションの引数] セクションにある [オブジェクトの種類] ボックスで、[テーブル]、[クエリ]、[フォーム]、[レポート]、[マクロ]、[モジュール]、[データ アクセス ページ]、[サーバー ビュー]、[ダイアグラム]、[ストアド プロシージャ]、または [関数] をクリックします。 この引数を指定しない場合は、アクティブ オブジェクトが選択されます。
オブジェクト名	再描画するオブジェクトの名前。 [ オブジェクト名] ボックスには、データベース内のオブジェクトのうち、 Object Type/オブジェクトの種類 引数で選択した種類のオブジェクトがすべて表示されます。 If you leave the Object Type argument blank, leave this argument blank also.

注釈

Microsoft Access では、他の保留中のタスクの実行が終わるまで画面は更新されません。 このアクションを使うと、指定したオブジェクトのコントロールを即座に再描画できます。 このアクションは、次のような場合に使うと効果的です。

• When you use the SetValue action to change values in a number of controls. Access might not show the changes immediately, especially if other controls (such as calculated controls) depend on values in the changed controls.

• 表示しているフォームのすべてのコントロールにデータが確実に表示されるようにする場合。 たとえば、フォームを開いた直後は、OLE オブジェクトを含むコントロールのデータが表示されないことがあります。

注:

• このアクションに伴ってデータベースの再クエリは実行されないので、オブジェクトの基になるテーブルやクエリに対して行われたレコードの追加、変更、または削除は反映されません。 オブジェクトのソースや、オブジェクトに配置したコントロールのソースを再クエリする場合は、"Requery/再クエリ" アクションを使用します。 最新のレコードを表示し、適用されているフィルターを解除するには、"ShowAllRecords/全レコードの表示" アクションを使用します。
• RepaintObject アクションは、[ホーム] タブの [レコード] グループで [更新] をクリックした場合と同じ効果を持ちません。これにより、フォームやデータシートで現在表示されているレコードに対して行った変更が表示されます。

Visual Basic for Applications (VBA) モジュールで RepaintObject アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの RepaintObject メソッドを使用します。