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XSLT 変換

適用先: Access 2013、Office 2013

XSLT 変換

XSLT を生成された XML に適用し、別の形式に変換できます。 ADO での XML 形式を理解すると、さらにユーザー フレンドリな形式に変換できる XSLT テンプレートの開発に役立ちます。

たとえば、 Recordset 内の各行は、rs:data 要素内の z:row 要素として保存されます。 同様に、 Recordset 内の各フィールドは、この要素の属性と値のペアとして保存されます。

次の XSLT スクリプトを前のセクションで示した XML に適用すると、ブラウザーで表示できる HTML テーブルに変換されます。

 
<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> 
<html xmlns:xsl="https://www.w3.org/TR/WD-xsl"> 
<body STYLE="font-family:Arial, helvetica, sans-serif; font-size:12pt; background-color:white"> 
<table border="1" style="table-layout:fixed" width="600"> 
  <col width="200"></col> 
  <tr bgcolor="teal"> 
    <th><font color="white">CustomerId</font></th> 
    <th><font color="white">CompanyName</font></th> 
    <th><font color="white">ContactName</font></th> 
  </tr> 
<xsl:for-each select="xml/rs:data/z:row"> 
  <tr bgcolor="navy"> 
    <td><font color="white"><xsl:value-of select="@CustomerID"/></font></td> 
    <td><font color="white"><xsl:value-of select="@CompanyName"/></font></td> 
    <td><font color="white"><xsl:value-of select="@ContactName"/></font></td>  
  </tr> 
</xsl:for-each> 
</table> 

</body> 
</html> 

XSLT は、ADO Save メソッドで生成された XML ストリームを、テーブルの見出しおよび Recordset の各フィールドを表示する HTML テーブルに変換します。 テーブルの見出しにも行にも、異なるフォントと色が割り当てられます。