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マルチスレッド処理とメモリ管理

適用対象: Excel 2013 | Office 2013 | Visual Studio

メモリの適切な処理は、Microsoft Excel の信頼性の高い XLL アドインの作成に不可欠です。 適切なメモリ バッファーの割り当てや、不要になったバッファー メモリの解放を行わないと、パフォーマンスが低下し、リソース競合が発生し、Excel が不安定になります。

Microsoft Office Excel 2007 以降では、再計算時に最大 1,024 の同時実行スレッドを使用するよう Excel を構成できます。 場合によっては、特に複数のプロセッサが利用可能な場合や、クラスター化されたサーバーでユーザー定義関数を使用している場合には、マルチスレッドによってパフォーマンスが向上する可能性があります。

次のトピックでは、XLL でメモリやスレッドを管理する方法について説明します。

関連項目

Excel XLL の開発