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PidTagConflictItems 標準プロパティ

適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016

自動競合解決に関与している項目の 1 つ以上のエントリ ID が含まれます。

プロパティ
関連するプロパティ:
PR_CONFLICT_ITEMS
識別子:
0x1098
プロパティの種類:
PT_MV_BINARY
エリア:
Ics

注釈

自動競合解決をサポートする標準の Microsoft Outlook アイテムの種類には、予定アイテム、連絡先アイテム、仕訳帳アイテム、メール アイテム、会議アイテム、付箋アイテム、タスク アイテムの標準アイテムの種類が含まれます。 これらの標準項目の種類の 1 つから派生するメッセージ クラスに属する項目でも、自動競合解決がサポートされます。 Microsoft Outlook 2003 と Microsoft Office Outlook 2007 では、Outlook がアイテムを同期し、結果のコピーにすべての重要なデータが含まれていない可能性があると判断すると、競合するコピーが [競合 ] フォルダーの [同期の問題 ] フォルダーに格納されます。

注:

[移動] メニューの [フォルダー一覧] をクリックするまで、同期の問題とそのサブフォルダーは非表示になります。

アイテムは、自動競合 解決をサポート するアイテムの種類の 1 つであるか、競合解決で勝った場合、または競合解決のために Conflicts フォルダーに配置された場合、PR_CONFLICT_ITEMS プロパティを公開します。 アイテムが配置されるフォルダーによって、 PR_CONFLICT_ITEMSの内容が決まります。 アイテムが Conflicts フォルダー以外のフォルダーにあり、アイテムが PR_CONFLICT_ITEMS プロパティを公開している場合、アイテムは競合解決に勝っている必要があります。また、競合解決で失われた項目の 1 つ以上のエントリ ID が含 まれているPR_CONFLICT_ITEMS 。 アイテムが Conflicts フォルダーにあり、アイテムが PR_CONFLICT_ITEMS プロパティを公開している場合、このアイテムは競合解決を失っている必要があり、 PR_CONFLICT_ITEMS には競合解決で勝ったアイテムのエントリ ID が含まれている必要があります。

プロトコル仕様

[MS-OXPROPS]

プロパティ セットの定義と、関連するExchange Serverプロトコル仕様への参照を提供します。

[MS-OXCFXICS]

サーバーとクライアントの間のメッセージング オブジェクト データの同期を処理します。

ヘッダー ファイル

Mapidefs.h

データ型の定義を提供します。

Mapitags.h

代替名として一覧表示されるプロパティの定義が含まれます。

関連項目

MAPI の追加について
MAPI のプロパティ
MAPI 標準プロパティ
MAPI 名への標準プロパティ名のマッピング
MAPI 名を正規のプロパティ名にマッピングする