PidTagStatusCode 標準プロパティ
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
セッション リソースの現在の状態を示すフラグのビットマスクが含まれます。 すべてのサービス プロバイダーは、MAPI と同様に状態コードを設定して、サブシステム、MAPI スプーラー、および統合アドレス帳の状態を報告します。
プロパティ | 値 |
---|---|
関連するプロパティ: |
PR_STATUS_CODE |
識別子: |
0x3E04 |
データの種類 : |
PT_LONG |
エリア: |
MAPI の状態 |
注釈
状態コードは、すべてのプロバイダーの Mapisvc.inf ファイルに表示する必要があります。
状態オブジェクトは、MAPI とすべてのサービス プロバイダーによって実装されます。 ステータス コードには有効な値のセットが 2 つあり、1 つはすべてのステータス オブジェクトに対して設定され、もう 1 つはトランスポート プロバイダーにのみ設定されます。 すべての状態オブジェクトで、このプロパティを次の値に設定できます。
STATUS_AVAILABLE
リソースが操作可能であることを示します。
STATUS_FAILURE
リソースに問題が発生していることを示します。 サービス プロバイダーの場合、STATUS_FAILUREは、プロバイダーが現在のセッションを終了するために間もなくシャットダウンされる可能性があることを示します。
STATUS_OFFLINE
ローカル データまたはサービスのみが使用可能であることを示します。
トランスポート プロバイダーは、状態オブジェクトの PR_STATUS_CODE プロパティを次の値に設定することもできます。
STATUS_INBOUND_ACTIVE
トランスポート プロバイダーが受信メッセージを受信していることを示します。
STATUS_INBOUND_ENABLED
トランスポート プロバイダーが受信メッセージを受信できることを示します。
STATUS_INBOUND_FLUSH
トランスポート プロバイダーが受信キューからメッセージをダウンロードしていることを示します。
STATUS_OUTBOUND_ACTIVE
トランスポート プロバイダーが送信メッセージを受信していることを示します。
STATUS_OUTBOUND_ENABLED
トランスポート プロバイダーが送信メッセージを処理できることを示します。
STATUS_OUTBOUND_FLUSH
トランスポート プロバイダーが送信キューからメッセージをアップロードしていることを示します。
STATUS_REMOTE_ACCESS
トランスポート プロバイダーがリモート アクセスをサポートしていることを示します。
関連リソース
ヘッダー ファイル
Mapidefs.h
データ型の定義を提供します。
Mapitags.h
代替名として一覧表示されるプロパティの定義が含まれます。