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マネージ Outlook アドインでサポートされないテクノロジを回避する

.NET Framework よりも前からあるテクノロジの一部は、マネージ コード プログラミングではサポートされていません。 それらのテクノロジには、コラボレーション データ オブジェクト (CDO)、Messaging Application Programming Interface (MAPI、または Extended MAPI とも呼ばれる)、Simple MAPI などがあります。 これらのテクノロジの設計と開発にはアンマネージ コードが使われており、Microsoft は、それらをマネージ アプリケーションで使用するための正式のマネージ ラッパーを提供していません。

詳細については、「文書番号 266353: クライアント側のメッセージングの開発のサポート ガイドライン」のセクション「マネージ コードでサポートされている API」を参照してください。

ただし、Microsoft Outlook には、以前は CDO や Exchange クライアント拡張機能 (ECE) でしか解決できなかった問題を処理する多くのオブジェクト モデルが開発者向けに用意されています。 Outlook の既存のアンマネージ アプリケーションで CDO を使用していて、マネージ ソリューションに CDO のサポートがないためにアプリケーションをマネージ コードに移行できない場合は、Outlook オブジェクト モデルとプライマリ相互運用機能アセンブリ (PIA) だけを使用して CDO に頼らなくて済むようにソリューションを更新することで、マネージ コードにすることを検討してください。

Outlook 2007 で CDO および ECE への依存度を下げるために導入された、より総合的な Outlook プラットフォームの詳細については、「What's New for Developers in Outlook 2007 (Part 1 of 2)」を参照してください。