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ユーザーによるレコードの削除時にカスタム ダイアログ ボックスを表示する

Access でフォーム上のレコードを選択して削除すると、レコードの削除を確認するダイアログ ボックスが表示されます。 必要な場合、2 つの方法でこのダイアログ ボックスを表示させないようにすることができます。 1 つは BeforeDelConfirm イベントを取り消す方法で、この場合削除は取り消されます。 もう 1 つは、BeforeDelConfirm イベント プロシージャの Response 引数を acDataErrContinue に設定する方法で、この場合削除は実行されます。

BeforeDelConfirm イベント プロシージャを使用して、カスタム ダイアログ ボックスを表示し、ユーザーの応答を処理します。 次の例では、ユーザー定義のダイアログ ボックスを使用して、レコードの削除を取り消すか実行するかをユーザーに確認する方法を示します。

Private Sub Form_BeforeDelConfirm(Cancel As Integer, Response As Integer) 
 
   Dim strMessage As String 
   Dim intResponse As Integer 
 
On Error GoTo ErrorHandler 
 
   ' Display the custom dialog box. 
   strMessage = "Would you like to delete the current record?" 
   intResponse = MsgBox(strMessage, vbYesNo + vbQuestion, _ 
               "Continue delete?") 
 
   ' Check the response. 
   If intResponse = vbYes Then 
      Response = acDataErrContinue 
   Else 
      Cancel = True 
   End If 
 
   Exit Sub 
 
ErrorHandler: 
   MsgBox "Error #: " & Err.Number & vbCrLf & vbCrLf & Err.Description 
End Sub

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