次の方法で共有


ODBCConnectStr プロパティ

適用先: Access 2013 | Access 2016

SQL パススルー クエリで ODBCConnectStr プロパティを使用して、クエリの Open Database Connectivity (ODBC) 接続文字列を指定します。

注:

"ODBCConnectStr/ODBC接続文字列" プロパティはパススルー クエリにのみ適用されます。

Setting

設定値は、SQL データベースとの接続を定義する ODBC 接続文字列です。

このプロパティは、クエリのプロパティ シートまたは Visual Basic を使用して設定できます。

また、このプロパティに指定する接続文字列は、ODBC 接続文字列ビルダーを使用して作成することもできます。 このビルダーでは、まず SQL データベース サーバーへの接続を設定してから、ODBC 文字列を作成し、最後に SQL データベース サーバーへの接続を終了します。

注釈

このプロパティの既定の設定は文字列 "ODBC;" で、既存の設定を削除すると Microsoft Access によって復元されます。 ODBCConnectStr プロパティが "ODBC;" に設定されている場合、クエリを使用しても接続文字列は格納されない場合は常に接続文字列の入力を求められます。 接続文字列を格納するには、 ODBCConnectStr プロパティ ボックスに接続文字列を入力する必要があります。

ヒント

SQL データベースの完全な接続文字列がわかっている場合は、[ ODBCConnectStr ] プロパティ ボックスに入力します。 これにより、クエリを使用するたびに[ODBC 接続] ダイアログ ボックスに接続文字列を入力する必要がなくなります。

接続文字列は ODBC データ ソースの種類によって異なります。 たとえば、ログオン識別子 (ID) Smith とパスワード Sesame を使用して、HRSRVR サーバー (SQL Server) 上の Human Resources データ ソースに接続する場合、次の接続文字列を使用します。

ODBC;DSN=Human Resources;SERVER=HRSRVR;UID=Smith;PWD=Sesame;

関連項目

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。