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コードでフォーム、レポート、コントロールのプロパティを設定する

FormReport 、および Control オブジェクトは、Access オブジェクトです。 これらのオブジェクトのプロパティは、 Sub プロシージャ、 Function プロシージャ、またはイベント プロシージャ内で設定できます。 また、フォーム セクションとレポート セクションのプロパティも設定できます。

フォームまたはレポートのプロパティを設定する

Refer to the individual form or report within the Forms or Reports collection, followed by the name of the property and its value. たとえば、[Customers] フォームの " Visible /可視" プロパティを True (-1) に設定するには、次のコードを使います。

Forms!Customers.Visible = True

フォームまたはレポートのプロパティを同じオブジェクトから設定する場合、そのオブジェクトの Me プロパティを使うことができます。 Me プロパティを使ったコードは、完全なオブジェクト名を使ったコードよりも速く実行されます。 たとえば、[Customers] フォームのフォーム モジュールから、[Customers] フォームの " RecordSource /レコードソース" プロパティに [CompanyName] フィールドのデータが "A" で始まるすべてのレコードを取得する SQL ステートメントを設定するには、次のコードを使います。

Me.RecordSource = "SELECT * FROM Customers " _ 
    & "WHERE CompanyName Like 'A*'"

コントロールのプロパティを設定する

Refer to the control in the Controls collection of the Form or Report object on which it resides. Controls コレクションを暗黙的または明示的に参照しますが、暗黙的な参照を使用すると、コードの実行速度が速くなります。 The following examples set the Visible property of a text box called CustomerID on the Customers form:

' Faster method. 
Me!CustomerID.Visible = True
' Slower method. 
Forms!Customers.Controls!CustomerID.Visible = True

The fastest way to set a property of a control is from within an object's module by using the object's Me property. たとえば、次のコードを使って、[Customers] フォームの [CustomerID] というテキスト ボックスの "Visible/可視" プロパティを切り替えます。

With Me!CustomerID 
    .Visible = Not .Visible 
End With

フォームまたはレポート セクションのプロパティを設定する

Forms コレクションまたは Reports コレクション内のフォームまたはレポートを参照し、その後に Section プロパティと、個々のセクションを識別する整数または定数を指定します。 The following examples set the Visible property of the page header section of the Customers form to False:

Forms!Customers.Section(3).Visible = False
Me!Section(acPageHeader).Visible = False

設定する個々のプロパティについて、オンライン ヘルプの該当する項目を参照し、次のことを調べてください。

  • Visual Basic からそのプロパティを設定できるかどうか。

  • プロパティの設定を行うことができるビュー。 すべてのプロパティがすべてのビューで設定できるわけではありません。 For example, you can set a form's BorderStyle property only in form Design view.

  • プロパティの設定に使用する値。 Visual Basic でプロパティを設定する場合の多くは、プロパティ シートで使う設定値とは異なる設定値を使用します。 たとえば、一覧から選択してプロパティを設定した場合は、それらに対応する値や数値を使用する必要があります。

Visual Basic からコントロールの既定のプロパティを設定する場合は、 DefaultControl プロパティを使用します。

サポートとフィードバック

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