Form.Resize イベント (Access)

Resize イベントは、フォームが開かれたとき、およびフォームのサイズが変更されたときに発生します。

構文

サイズ

expressionForm オブジェクトを表す変数です。

注釈

このイベントが発生したときにマクロまたはイベント プロシージャを実行するには、 OnResize プロパティをマクロの名前または [イベント プロシージャ] に設定します。

このイベントは、マクロまたはイベント プロシージャでフォームのサイズを変更する場合に発生します。たとえば、マクロで MoveSize アクションを使用してフォームのサイズを変更する場合などです。

Resize イベントが発生したときに実行されるマクロやイベント プロシージャを使うと、フォームのサイズが変更されたときに、そのフォームに配置されたコントロールの位置やサイズを変更できます。 また、フォームのサイズに依存する変数やプロパティを再計算したり、リセットしたりするときにも Resize イベントが使用できます。

最初にフォームを開くと、次の順序でイベントが発生します。

OpenLoadResizeActivateCurrent

注:

Resize マクロまたはイベント プロシージャで MoveSize、Maximize、Minimize、または Restore アクション (または DoCmd オブジェクトの対応するメソッド) を使用する場合は注意する必要があります。 これらのアクションでは、フォームに対して Resize イベントが発生する場合があるので、連鎖イベントの原因となります。

次の使用例では、フォームを最大化するときに、Resize イベント プロシージャを使用してフォームを再描画します。 ユーザーが [最大化] というラベルのコマンド ボタンを選択すると、フォームが最大化され 、Resize イベントがトリガーされます。

この例を試すには、次のイベント プロシージャを、最大化という名前のコマンド ボタンを含む Contacts という名前のフォームに追加します。

Private Sub Maximize_Click() 
 DoCmd.Maximize 
End Sub 
 
Private Sub Form_Resize() 
 Forms!Contacts.Repaint 
End Sub

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