Form.Timer イベント (Access)

Timer イベントは、フォームの TimerInterval プロパティで指定された一定の間隔でフォームに対して発生します。

構文

タイマー

expressionForm オブジェクトを表す変数です。

注釈

このイベントが発生したときに、マクロまたはイベント プロシージャを実行するには、"OnTimer/タイマー時" プロパティをマクロ名または "[Event Procedure]"/"[イベント プロシージャ]" に設定します。

Timer イベントが発生したときに実行されるマクロやイベント プロシージャを使用すると、Microsoft Access の動作を一定の時間間隔で制御できます。 たとえば、基になるレコードの再クエリや、画面の再描画を一定の時間間隔で実行できます。

Timer イベントが発生する時間間隔は、"TimerInterval/タイマー間隔" プロパティを使って、ミリ秒単位で指定します。 このプロパティには、0 ~ 2,147,483,647 の範囲の値を指定できます。 "TimerInterval/タイマー間隔" プロパティを 0 に設定すると、Timer イベントは発生しなくなります。

次の例では、フォームに表示できるデジタル クロックを示します。 ラベル コントロールに、使用しているコンピューター システム時計に基づいた現在時刻が表示されます。

この例を試すには、Clock という名前のラベルを含むフォームに次のイベント プロシージャを追加 します。 また、フォームの "TimerInterval/タイマー間隔" プロパティを 1000 ミリ秒に設定し、時計を 1 秒ごとに更新します。

Private Sub Form_Timer() 
    Clock.Caption = Time        ' Update time display. 
End Sub

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