ObjectFrame.AutoActivate プロパティ (Access)
ユーザーが OLE オブジェクトをアクティブ化する方法を指定するには、 AutoActivate プロパティを使用します。 値の取得および設定が可能です。整数型 (Integer) の値を使用します。
構文
式。AutoActivate
式ObjectFrame オブジェクトを表す変数。
注釈
"AutoActivate/自動アクティブ" プロパティの設定値は次のとおりです。
Setting | 定数 | 説明 |
---|---|---|
Manual | acOLEActivateManual (0) | OLE オブジェクトがフォーカスを取得したり、ユーザーがコントロールをダブルクリックしても、OLE オブジェクトはアクティブになりません。 OLE オブジェクトをアクティブにするには、Visual Basic を使用して、コントロールの Action プロパティに acOLEActivate を設定します。 |
GetFocus | acOLEActivateGetFocus (1) | コントロールに OLE オブジェクトが含まれている場合は、コントロールがフォーカスを受け取ったときに、そのオブジェクトを供給したアプリケーションがアクティブになります (非連結オブジェクト フレームおよびグラフ コントロールに対してのみ有効)。 |
[Double-Click/ダブルクリック] | acOLEActivateDoubleClick (2) | (既定値)コントロールに OLE オブジェクトが含まれている場合、ユーザーがコントロールをダブルクリックするか、コントロールにフォーカスがあるときに Ctrl キーを押しながら Enter キーを押すと、オブジェクトを指定したアプリケーションがアクティブになります。 |
AutoActivate プロパティはフォームのデザイン ビューでのみ設定が可能です。
作成元のアプリケーションを起動せずに、コントロールから直接アクティブにできる OLE オブジェクトもあります。 このような OLE オブジェクトに対しては、コントロールの境界線内で編集などの操作を行うことができます。 これをインプレース アクティブ化と呼びます。 オブジェクトに対するインプレース アクティブ化がサポートされている場合、この機能の使い方については、オブジェクトの作成元アプリケーションのマニュアルを参照してください。
コントロールにオブジェクトが保存されているかどうかを Visual Basic を使って調べるには、そのコントロールの " OLEType /OLEタイプ" プロパティの設定値を確認します。
注:
コントロールの AutoActivate プロパティを Double-Click に設定し、コントロールに DblClick イベントを指定すると、オブジェクトがアクティブ化される前に DblClick イベントが発生します。
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