Report.GroupLevel プロパティ (Access)
Visual Basic の GroupLevel プロパティを使用して、レポートでグループ化または並べ替えるグループ レベルを参照します。 読み取り専用 GroupLevel オブジェクト。
構文
式。GroupLevel (インデックス)
式Report オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Index | 必須 | 長整数型 (Long) | 0 から始まるグループ レベルです。 グループ化する最初のフィールドまたは式はグループ レベル 0、2 つ目はグループ レベル 1 などです。 |
注釈
次に、GroupLevel プロパティを使ってグループ レベルを参照する例を示します。
グループ レベル | 参照先 |
---|---|
GroupLevel (0) | 並べ替えまたはグループ化する最初のフィールドまたは式。 |
GroupLevel (1) | 並べ替えまたはグループ化する 2 番目のフィールドまたは式。 |
GroupLevel (2) | 並べ替えまたはグループ化する 3 番目のフィールドまたは式。 |
GroupLevel プロパティの設定値は配列として保存され、各エントリがグループ レベルを示します。 最大 10 (0 ~ 9) のグループ レベルを設定できます。
注:
このプロパティは、Visual Basic を使用して SortOrder、 GroupOn、 GroupInterval、 KeepTogether、 ControlSource の各プロパティを設定する場合にのみ使用します。 これらのプロパティはレポートの Open イベント プロシージャで設定します。
レポートでは、複数のフィールドまたは式を基にグループ化または並べ替えを実行できます。 グループ化または並べ替えを行う各フィールドまたは式は、グループ レベルです。
並べ替えまたはグループ化の対象になるフィールドと式は、 CreateGroupLevel メソッドを使って指定します。
レポートに対してグループが既に定義されている場合 ( GroupLevel プロパティが 0 に設定されている場合)、 ControlSource プロパティを使用して、レポートの Open イベント プロシージャでグループ レベルを変更できます。
例
次のコードでは、ControlSource プロパティを SortForm という名前の開いているフォームの txtPromptYou テキスト ボックスに含まれる値に変更します。
Private Sub Report_Open(Cancel As Integer)
Me.GroupLevel(0).ControlSource _
= Forms!SortForm!txtPromptYou
End Sub
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