Report.PictureData プロパティ (Access)
PictureData プロパティを使用して、Picture プロパティをサポートする別のオブジェクトに画像をコピーします。 値の取得と設定が可能なバリアント型 (Variant) の値です。
構文
式。PictureData
式Report オブジェクトを表す変数。
注釈
PictureData プロパティの設定値は、他のコントロール、フォーム、またはレポートの PictureData プロパティの値です。
ユーザーが実行したアクションに応じて、フォームに異なる背景画像を表示するには、このプロパティを使用します。 たとえば、データ入力用と閲覧用にフォームを開くかどうかに応じて、別の背景画像を使用して Customers フォームを開く場合があります。
PictureData プロパティを Timer イベントと TimerInterval プロパティと共に使用して、フォームで単純なアニメーションを実行することもできます。
例
次の使用例では、3 つのイメージ コントロールを使用して、蝶がフォーム上を飛んでいくようすをアニメーションで表示します。 Hidden1 イメージ コントロールには、翼が上にある蝶の画像が含まれており、Hidden2 イメージ コントロールには、翼が下がった同じ蝶の画像が含まれています。 両方のイメージ コントロールの " Visible /可視" プロパティには [No/いいえ] ( False ) が設定されています。
また、" TimerInterval /タイマー間隔" プロパティには 200 が設定されています。 Timer イベントが発生するたびに、非表示のイメージ コントロールの PictureData プロパティを使用してイメージ コントロール Visible1 内の画像が変更され、表示されるイメージ コントロールが 200 twips 右に移動します。 Visible1 イメージ コントロールの " Left /左位置" プロパティの値が、パブリック変数 gfrmWidth
に格納されているフォームの幅を超える場合、Visible1 イメージ コントロールはフォームの左側に移動します。 の値 gfrmWidth
は、フォームの open イベントで に Me.Width
設定されます。
Private Sub Form_Timer()
Static intPic As Integer
Select Case intPic
Case Is = 1
Me!Visible1.PictureData = Me!Hidden1.PictureData
Case Is = 2
Me!Visible1.PictureData = Me!Hidden2.PictureData
Case Else
End Select
If intPic = 2 Then intPic = 0
intPic = intPic + 1
If (Me!Visible1.Left > gfrmWidth) Then Me!Visible1.Left = 0
Me!Visible1.Left = Me!Visible1.Left + 200
End Sub
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