Report.TextHeight メソッド (Access)
TextHeight メソッドは、Report オブジェクトの現在のフォントで印刷されるテキスト文字列の高さを返します。
構文
式。TextHeight (Expr)
式Report オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Expr | 必須 | String | 高さを調べる対象の文字列を指定します。 |
戻り値
1 行
注釈
TextHeight メソッドを使用して、レポートの書式設定と印刷時に現在のフォントでテキスト文字列に必要な垂直領域の量を決定します。 たとえば、9 ポイントの Arial で書式設定された文字列には、12 ポイントの Courier で書式設定された文字列とは異なる領域が必要です。 レポートのテキストの現在のフォントとフォント サイズを確認するには、レポートの " FontName /フォント名" と " FontSize /フォントサイズ" プロパティの設定値を調べます。
TextHeight メソッドによって返される値は、Scale メソッドによって定義されているように、レポートに有効な座標系の観点から表されます。 ScaleMode プロパティを使用して、レポートに現在有効な座標系を決定します。
StrExpr 引数に埋め込み復帰が含まれている場合、TextHeight メソッドは各行の上下の先頭スペースを含む、行の累積高さを返します。 TextHeight メソッドによって返される値を使用して、レポート内の複数行のテキストに必要なスペースと配置を計算します。
例
次の例では、TextHeight および TextWidth メソッドを使って、レポートの現在のフォントでテキストを印刷するのに必要な、水平および垂直方向の領域の大きさを求めます。
To try this example in Microsoft Access, create a new report. Set the OnPrint property of the Detail section to [Event Procedure]. レポートのモジュールに次のコードを入力し、[印刷プレビュー] に切り替えます。
Private Sub Detail_Print(Cancel As Integer, _
PrintCount As Integer)
' Set unit of measure to twips (default scale).
Me.Scalemode = 1
' Print name and font size of report font.
Debug.Print "Report Font: "; Me.FontName
Debug.Print "Report Font Size: "; Me.FontSize
' Print height and width required for text string.
Debug.Print "Text Height (Twips): "; _
Me.TextHeight("Product Report")
Debug.Print "Text Width (Twips): "; _
Me.TextWidth("Product Report")
End Sub
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