Report.Unload イベント (Access)
Unload イベントは、レポートを閉じた後、レポートが画面に表示されなくなる前に発生します。
構文
式。アンロード (キャンセル)
式Report オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Cancel | 必須 | Integer | True に設定すると、Unload イベントが取り消されます。 |
注釈
このイベントが発生したときに、マクロまたはイベント プロシージャを実行するには、"OnUnload/読み込み解除時" プロパティをマクロ名または "[Event Procedure]"/"[イベント プロシージャ]" に設定します。
Unload イベントは、次のいずれかの操作を行ったときに発生します。
- レポートを閉じたとき。
- マクロで "Close/閉じる" アクションを実行したとき。
- アプリケーションのタスク バー ボタンを右クリックし、[ 閉じる] を選択して、アプリケーションを終了します。
- アプリケーションの実行中に Windows を終了したとき。
レポートの Unload イベントが発生したときにマクロやイベント プロシージャを実行すると、レポートを閉じてよいかどうかを確認したり、レポートを閉じるときに実行するアクションを指定することができます。 また、他のレポートを開いたり、レポートを使用したユーザーの名前を入力させるダイアログ ボックスを表示したりできます。
レポートを閉じると、次の順序でイベントが発生します。
Unload → Deactivate → Close
Unload イベントは、 Close イベントの前に発生します。 Unload イベントはキャンセルできますが、Close イベントはキャンセルできません。
注:
Deactivate や LostFocus などの Unload イベントに関連するイベントのマクロまたはイベント プロシージャを作成する場合は、競合しないことを確認します (たとえば、別のマクロやプロシージャで取り消されたマクロやプロシージャで何かが発生しないようにする)、カスケード イベントが発生しないようにします。
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