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AddressEntry.AddressEntryUserType プロパティ (Outlook)

AddressEntry のユーザーの種類を表す OlAddressEntryUserType 列挙から定数を取得します。 値の取得のみ可能です。

構文

AddressEntryUserType

AddressEntry オブジェクトを表す変数。

注釈

AddressEntryUserType は、 AddressEntry.DisplayType よりもさらに細かくは、ユーザーの種類の細分性のレベルを提供します。 DisplayType プロパティは、簡易メール転送プロトコル (SMTP) メール アドレスを持つ AddressEntry、ライトウェイト ディレクトリ アクセス プロトコル (LDAP) アドレス、Exchange ユーザー アドレス、Outlook 連絡先アドレス帳の AddressEntry など、さまざまな種類の AddressEntry を持つユーザーを区別しません。 これらすべてのエントリには、その AddressEntry.DisplayType として olUser をがあります。

次のコード サンプルでは、勤務先電話番号、オフィスの場所、および Exchange のグローバル アドレス一覧内のすべての Exchange ユーザーのエントリの役職を取得する方法を示します。 役職 を使用して最初にグローバル アドレス一覧を検索します。 グローバル アドレス一覧は、上の各 AddressEntry の複数の種類の Exchange ユーザー、Exchange の配布リスト、Exchange のパブリック フォルダーなどのエントリを含めることができますので、 AddressList 、コード サンプルは、 AddressEntry が Exchange ユーザーを表すかを確認するのに AddressEntryUserType を使用します。 Exchange ユーザーが見つかると、取得し、さまざまなユーザーのデータを印刷します。

Sub DemoAE() 
 
 Dim colAL As Outlook.AddressLists 
 
 Dim oAL As Outlook.AddressList 
 
 Dim colAE As Outlook.AddressEntries 
 
 Dim oAE As Outlook.AddressEntry 
 
 Dim oExUser As Outlook.ExchangeUser 
 
 Set colAL = Application.Session.AddressLists 
 
 For Each oAL In colAL 
 
 'Address list is an Exchange Global Address List 
 
 If oAL.AddressListType = olExchangeGlobalAddressList Then 
 
 Set colAE = oAL.AddressEntries 
 
 For Each oAE In colAE 
 
 If oAE.AddressEntryUserType = _ 
 
 olExchangeUserAddressEntry Then 
 
 Set oExUser = oAE.GetExchangeUser 
 
 Debug.Print(oExUser.JobTitle) 
 
 Debug.Print(oExUser.OfficeLocation) 
 
 Debug.Print(oExUser.BusinessTelephoneNumber) 
 
 End If 
 
 Next 
 
 End If 
 
 Next 
 
End Sub

関連項目

AddressEntry オブジェクト

サポートとフィードバック

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