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Master.CreateShortcut メソッド (Visio)

マスター シェイプのショートカットを作成します。

構文

CreateShortcut

Master オブジェクトを表す変数。

戻り値

MasterShortcut

注釈

新しいマスター シェイプのショートカットは、対象となったマスター シェイプと同じ図面に作成され、図面の MasterShortcuts コレクションに追加されます。 また、ステンシルにショートカットを作成する場合、このメソッドを完了させるには、図面が編集可能な状態になっている必要があります。

注:

Microsoft Office Visio 2003 以降では、ユーザーが作成したステンシルのみが編集可能です。 既定では、Visio ステンシルは編集できません。

新しいショートカットの名前は "X へのショートカット" で、"X" はターゲット マスターの名前です。 ショートカットの TargetDocumentName プロパティと TargetMasterName プロパティは、ターゲット マスターを識別します。 そのため、ショートカットが作成されたら、他のドキュメントに移動またはコピーできます。

保存されていないステンシルにあるマスター シェイプへのショートカットは作成できません。 これを作成しようとすると、CreateShortcut メソッドはエラーを返します。

次の Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) マクロでは、CreateShortcut メソッドを使用して、マスター シェイプへのショートカットを作成する方法を示します。 この例では、"SampleMaster" という名前のマスター シェイプを含む "SampleStencil.vss" という名前のステンシルがあらかじめ作成され、C ドライブに保存されていると仮定します。

 
Public Sub CreateShortcut_Example() 
 
 Dim vsoApplication As Visio.Application 
 Dim vsoMasterShortcut As MasterShortcut 
 
 Set vsoApplication = ActiveDocument.Application 
 Set vsoMasterShortcut = vsoApplication.Documents("C:\SampleStencil.vss").Masters("SampleMaster").CreateShortcut 
 
End Sub

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