Application.Quit メソッド (Word)
Microsoft Word を終了します。このとき、開いている文書を保存または回覧することを指定できます。
構文
式。終了 (SaveChanges、 OriginalFormat、 RouteDocument)
expression 必須です。 Application オブジェクトを表す変数を指定します。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Savechanges | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | Word を終了する前に文書の変更箇所を保存するかどうかを指定します。 WdSaveOptions クラスの定数を使用できます。 |
OriginalFormat | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 元のファイル形式が Word 文書形式でない文書を保存するときの方法を指定します。 WdOriginalFormat クラスの定数を使用できます。 |
RouteDocument | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 文書を回覧するには、 True に設定します。 文書に回覧先が指定されていない場合、この引数は無視されます。 |
例
次の使用例は、最後に保存してから変更を加えた各文書を保存するかどうかをユーザーに確認し Word を終了します。
Application.Quit SaveChanges:=wdPromptToSaveChanges
次の使用例は、すべての文書を保存するかどうかをユーザーに確認します。 ユーザーが [はい] をクリックすると、Word が終了する前に、すべての文書は Word 文書形式で保存されます。
Dim intResponse As Integer
intResponse = _
MsgBox("Do you want to save all documents?", vbYesNo)
If intResponse = vbYes Then Application.Quit _
SaveChanges:=wdSaveChanges, OriginalFormat:=wdWordDocument
関連項目
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。