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ThreeDFormat.IncrementRotationY メソッド (Word)

指定した図形の y 軸回りの回転角度を、指定した角度だけ変更します。

構文

IncrementRotationY( _Increment_ )

が必要です。 'ThreeDFormat' オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Increment 必須 単精度浮動小数点型 (Single) 図形の y 軸回りの回転角度 (度単位で) どのくらいを変更するかを指定します。 -90 から 90 までの値を指定できます。 正の値を指定すると、図形は左に傾き、負の値を指定すると右に傾きます。

注釈

図形の y 軸回りの絶対回転角度を設定するには、 RotationY プロパティを使用します。

X 軸回りの図形の回転角度を変更するには、 IncrementRotationX メソッドを使用します。 Z 軸回りの回転角度を変更するには、 IncrementRotation メソッドを使用します。

RotationY プロパティの上限 (90 度から -90 度) を超えて、指定した図形の y 軸を中心とした回転を調整することはできません。 たとえば、 RotationY プロパティが 80 に設定されて最初に、引数 Increment に 40 を指定した場合は、回転角度 90 となります ( RotationY プロパティの上限値) 120 です。

次の使用例は、作業中の文書の 1 番目の図形を右方向に 10 度傾けます。 この使用例が動作するためには、1 番目の図形は、3-D 図形である必要があります。

ActiveDocument.Shapes(1).ThreeD.IncrementRotationY -10

関連項目

ThreeDFormat オブジェクト

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