ある文字列の中から別の文字列を後方から検索し、最初に見つかったその文字位置を返します。
構文
InstrRev(stringcheck, stringmatch, [ start, [ compare ]])
InstrRev 関数の構文には、次の名前付き引数があります。
| パーツ | 説明 |
|---|---|
| stringcheck | 必須です。 検索元の文字列式です。 |
| stringmatch | 必須です。 検索する文字列式です。 |
| start | 省略可能。 それぞれの検索の開始位置を設定する数値式です。 省略した場合、最後の文字位置から検索が開始されることを意味する -1 が使用されます。 start に Null が含まれる場合、エラーが発生します。 |
| compare | 省略可能。 サブ文字列を評価するときに使用する比較の種類を示す数値です。 省略した場合、バイナリ比較が行われます。 値については、「設定」セクションを参照してください。 |
設定
compare 引数には、次の値を指定できます。
| 定数 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| vbUseCompareOption | -1 | Option Compare ステートメントの設定を使用して比較を実行します。 |
| vbBinaryCompare | 0 | バイナリ比較を実行します。 |
| vbTextCompare | 1 | テキスト比較を実行します。 |
| vbDatabaseCompare | 2 | Microsoft Access のみ。 データベース内の情報に基づいて比較を実行します。 |
戻り値
InStrRev では次の値が返されます。
| 条件 | InStrRev の戻り値 |
|---|---|
| stringcheck の長さがゼロである | 0 |
| stringcheck が Null である | Null |
| stringmatch の長さがゼロである | start |
| stringmatch が Null である | Null |
| stringmatch が見つからない | 0 |
| stringmatch が stringcheck 内に見つかった | 一致が見つかった位置 |
| start>Len(stringcheck) | 0 |
解説
InstrRev 関数の構文は Instr 関数の構文と同じではないことに注意してください。
InstrRev は、stringmatch の終了文字の位置が start 以下である場合を除き、stringmatch のインスタンスを検出しません。
関連項目
サポートとフィードバック
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