IsNull 関数
式に無効なデータ (Null) が含まれていないかどうかを示すブール型 (Boolean) の値を返します。
構文
IsNull(expression)
必須の式引数は、数値式または文字列式を含む Variantです。
解説
式が Null の場合、IsNull は Trueを返します。それ以外の場合、IsNull はFalse を返します。 expression が複数の変数で構成されている場合、任意の構成要素変数の Null は、式全体に対して True を返します。
Null 値は、バリアント型 (Variant) の値に有効な値が含まれていないことを示します。 Null は、変数が初期化されていないことを示す Empty 値とは異なります。 また、長さ 0 の文字列 ("") と同じではありません。これは null 文字列と呼ばれることもあります。
重要
IsNull 関数を使用して、式に Null 値が含まれているかどうかを調べます。 や などIf Var = Null
If Var <> Null
、一部の状況で True と評価される可能性がある式は、常に False です。 これは、 Null を含む式自体が Null であり、したがって False であるためです。
例
次の例では、IsNull 関数を使用して、変数に Null が含まれているかどうかを調べます。
Dim MyVar, MyCheck
MyCheck = IsNull(MyVar) ' Returns False.
MyVar = ""
MyCheck = IsNull(MyVar) ' Returns False.
MyVar = Null
MyCheck = IsNull(MyVar) ' Returns True.
関連項目
サポートとフィードバック
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