LargeChange プロパティ

ユーザーがスクロール ボックスとスクロール バーの矢印の間をクリックしたときの移動の量を指定します。

構文

オブジェクトLargeChange [= Long ]

LargeChange プロパティの構文には、次の指定項目があります。

パーツ 説明
object 必須です。 有効なオブジェクトです。
Long 省略可能。 Value プロパティの変更量を指定する整数です。

注釈

LargeChange プロパティの値は、スクロール バー ( ScrollBar ) コントロールだけに適用されます。 テキスト ボックス ( TextBox ) コントロールや選択項目のリストを持つコンボ ボックス ( ComboBox ) コントロールのような他のコントロールのスクロール バーには、適用されません。

LargeChange の値は、ユーザーがスクロール ボックスとスクロール矢印の間の領域をクリックしたときにスクロール バーの Value プロパティが変更される量です。 スクロールの方向は常にクリックした方向です。 たとえば、水平スクロール バー ( ScrollBar) コントロールの場合、スクロール ボックスの左側の領域をクリックすると、スクロール ボックスは左に移動します。 垂直スクロール バー ( ScrollBar) コントロールの場合、スクロール ボックスの上側の領域をクリックすると、スクロール ボックスは上に移動します。

LargeChange では単位はありません。 任意の整数が LargeChange での有効な設定です。 推奨される値の範囲は -32,767 ~ +32,767 で、値は ScrollBarMax プロパティと Min プロパティの値の間である必要があります。

関連項目

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