正確なメッセージ クラスにのみ使用するフォーム領域を指定する

メッセージ クラスのフォーム領域を登録すると、既定では、インスペクターは、そのメッセージ クラスに属するすべてのアイテムと、派生メッセージ クラスに属するすべてのアイテムのフォーム領域を表示します。 たとえば、フォーム領域を作成し、それを IPM.Appointment 用として登録すると、インスペクターにより、IPM.Appointment に所属するアイテムのフォーム領域、および IPM.Appointment から派生したメッセージ クラス (IPM.Appointment.Customers など) に所属するアイテムが表示されます。 インスペクターがフォーム領域を、登録対象のメッセージ クラスに対してのみ使用するようにする場合、そのフォーム領域のフォーム領域マニフェスト XML ファイルでこれを指定します。 フォーム領域の登録の詳細については、「Windows レジストリでフォーム領域を指定する」を参照してください。

フォーム領域が特定のメッセージ クラスに対してのみ使用されるようにするには

  • フォーム領域マニフェスト XML ファイルで、exactMessageClass 要素の値として True を指定します。

次の使用例では、フォーム デザイナーでフォーム領域が変更できなくなります。

<exactMessageClass>true</exactMessageClass>

注:

exactMessageClass には、文字列値または整数値を割り当てることができます。 既定値は False または 0 です。 フォーム領域を正確なメッセージ クラスにのみ使用できるようにするには、 True または 1 を割り当てます。

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