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フォームの属性の設定

フォーム ページが含まれるユーザー設定フォームの属性を設定するには、デザイン モードの [プロパティ] ページおよび [アクション] ページを使用します。 [プロパティ] ページには、ユーザーが [フォームの選択] ダイアログ ボックスでフォームを探して指定するときに役立つ説明、分類、フォーム番号などの情報が含まれています。 [アクション] ページには、返信、全員に返信、転送など、ユーザーがフォームに返信する際に使用するさまざまな方法がすべて含まれています。

フォーム領域を使用してフォームをカスタマイズする場合、フォーム領域の属性は、フォーム領域マニフェスト ファイル内で設定します。 フォーム デザイナーのプロパティ ページおよびアクション ページで指定した値は、フォーム領域に対しては保存されず、フォーム領域の読み込み時に使用されません。 詳細については、「使い方: フォーム領域を作成する」を参照してください。

検討する必要がある重要なフォームの属性の 1 つは、フォームと一緒にフォーム定義を送信するかどうかという点です。 フォーム定義には、フォームに追加したすべてのフィールドとコードが含まれます。 一般的な規則として、フォーム定義をアイテムと共に送信するのではなく、フォーム ライブラリにフォーム定義を発行します。 フォーム ライブラリにフォームを発行できない場合は、[プロパティ] ページの [フォームのレイアウトも送信] チェック ボックスをオンにすると、フォームを使用して作成したアイテムを他のユーザーに送信したときに、そのユーザーがフォーム ページを表示できるようになります。

1 回だけ使用し、発行しないフォームは、"1 回限りのフォーム" と呼ばれます。1 回限りのフォームではセキュリティ上の問題があるため、ユーザーが 1 回限りのフォームで送信されたアイテムを開くと、フォームが正しく表示されない可能性があります。 この場合、1 回限りのフォームでフォーム定義を送信すると、ユーザーにフォームを正しく表示するために必要な情報が提供されます。

組織フォーム ライブラリやパブリック フォルダー ライブラリなど、他のユーザーがアクセスできるフォーム ライブラリ にフォームを発行する場合は、フォーム定義を送信する必要はありません。ライブラリに格納されます。 フォーム定義は、フォームを使用して保存されるアイテムにかなりのサイズを追加できます。

ユーザーがフォームに返信する方法を変更するには、[アクション] ページをクリックします。 [アクション] ページには、使用できる既定の返信フォームの一覧が表示されます。 独自の返信フォームを追加することもできます。 たとえば、新しいメール メッセージに基づくフォームには、[返信]、[全員に返信]、[転送]、[フォルダーへの返信] フォームが組み込まれています。 ユーザーがそのフォームを受信すると、ボタンとメニュー コマンドがフォームに表示され、フォームに返信できます。 これらの既定のフォームの一部またはすべてを無効にして、"返信" フォームの表示方法を定義する属性を設定できます。

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