1 つのユーザー設定フォームに個別の閲覧ページと作成ページを作成するには、まず、フォーム デザイナーを使用して閲覧ページ用に個別フォーム領域をデザインし、次に、作成ページ用に別の個別フォーム領域をデザインします。 フォーム領域の作成方法の詳細については、「使い方: フォーム領域を作成する」を参照してください。
閲覧ページと作成ページの適切なフォーム領域を Outlook に表示するには、使用するフォーム領域をプログラムにより Outlook に指示するアドインを使用します。 アドインは、FormRegionStartup インターフェイスの GetFormRegionStorage メソッドを使用してこれを行います。
GetFormRegionStorage メソッドで適切なフォーム領域を取得するには
GetFormRegionStorage で、適切なフォーム領域ストレージ ファイル (.OFS) は、Outlook が FormRegionMode に指定する値に基づいています。
フォーム領域を拡張する COM アドインと同様に、アドインは Outlook.FormRegionStartup インターフェイスを実装します。 特に、FormRegionStartup インターフェイスの GetFormRegionStorage メソッドを実装する場合、パラメーター FormRegionMode の入力値に応じて、アドインは適切なフォーム領域を返します。 たとえば、Outlook が GetFormRegionStorage を呼び出して読み取りページのフォーム領域を取得し、 FormRegionMode を olFormRegionRead として指定すると、アドインは GetFormRegionStorage を 実装してフォームを返します。読み取りページ用に作成されたフォーム領域の OFS ファイル。
同様に、Outlook が GetFormRegionStorage を呼び出して新規作成ページのフォーム領域を取得し、 FormRegionMode を olFormRegionCompose として指定すると、 GetFormRegionStorage は へのローカル パスを返します。作成ページ用に作成されたフォーム領域の OFS ファイル。 アドインが へのパスを指定している場合は、 に注意してください。 OFS ファイルは GetFormRegionStorage の戻り値として、パスはローカル パスである必要があります。 GetFormRegionStorage の実装の詳細については、「アドインを使用したフォーム領域の拡張」を参照してください。
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