ショートカット メニューのカスタマイズ

アドインを使用して既存のメニュー項目を変更、無効化、または削除したり、新しいメニュー項目を追加したりすることで、Microsoft Outlook でいくつかの異なるショートカット メニューをカスタマイズできます。

ショートカット メニューをカスタマイズするには、Microsoft Office Fluent ユーザー インターフェイス (UI) の拡張機能を使用します。その方法は、エクスプローラーやインスペクターでリボン上のユーザー インターフェイスをカスタマイズするのと同じです。

CommandBar オブジェクトは Outlook 以降非推奨になっているため、CommandBar オブジェクトに依存する Application オブジェクトのショートカット メニュー イベントも非推奨になり、期待どおりに機能しない可能性があります。 これらのイベントは次のとおりです。

  • AttachmentContextMenuDisplay イベント

  • ContextMenuClose イベント

  • FolderContextMenuDisplay イベント

  • ItemContextMenuDisplay イベント

  • ShortcutContextMenuDisplay イベント

  • StoreContextMenuDisplay イベント

  • ViewContextMenuDisplay イベント

ショートカット メニューをカスタマイズするには、アドインに IRibbonExtensibility インターフェイスを実装します。 具体的には、IRibbonExtensibility インターフェイスの GetCustomUI メソッドを実装して、Office が GetCustomUI メソッドを呼び出し、リボン ID として Microsoft.Outlook.Explorer を指定すると、XML のタグでcontextMenus区切られたカスタム ショートカット メニューが読み込まれます。 リボンの識別子の完全な一覧については、「IRibbonExtensibility インターフェイスの実装」を参照してください。

カスタマイズ可能なショートカット メニュー

Office Fluent UI 拡張機能を使用して、次の種類のショートカット メニューをカスタマイズします。

  • 代替操作のショートカット メニュー

  • 添付ファイルのショートカット メニュー

  • フォルダーのショートカット メニュー

  • 項目、フラグ付きの項目、新しい項目、および項目選択のショートカット メニュー

  • 個人情報のショートカット メニュー

  • [ ショートカット] モジュール内のショートカットのショートカット メニュー

  • ストアのショートカット メニュー

  • ユーザー インターフェイスの表示のショートカット メニュー

例を含む、ショートカット メニューのカスタマイズの詳細については、MSDN Web サイトの「Outlook 2010 でのユーザー インターフェイスの拡張」を参照してください。

関連項目

サポートとフィードバック

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