DriveItem プロパティを更新する
DriveItem のメタデータを、ID またはパスで更新します。
別の親にアイテムを移動するために更新を使用することもできます。その場合は、アイテムの parentReference プロパティを更新します。
アクセス許可
この API を呼び出すには、次のいずれかのアクセス許可が必要です。 アクセス許可の選択方法などの詳細については、「アクセス許可」を参照してください。
アクセス許可の種類 | アクセス許可 (特権の小さいものから大きいものへ) |
---|---|
委任 (職場または学校のアカウント) | Files.ReadWrite、Files.ReadWrite.All、Sites.ReadWrite.All |
委任 (個人用 Microsoft アカウント) | Files.ReadWrite、Files.ReadWrite.All |
アプリケーション | Files.ReadWrite.All、Sites.ReadWrite.All |
HTTP 要求
PATCH /drives/{drive-id}/items/{item-id}
PATCH /groups/{group-id}/drive/items/{item-id}
PATCH /me/drive/items/{item-id}
PATCH /sites/{site-id}/drive/items/{item-id}
PATCH /users/{user-id}/drive/items/{item-id}
オプションの要求ヘッダー
名前 | 型 | 説明 |
---|---|---|
if-match | String | この要求ヘッダーが含まれていて、指定された eTag (または cTag) がフォルダーの現在の eTag に一致しない場合には、412 Precondition Failed 応答が返されます。 |
要求本文
要求本文で、更新すべきプロパティの値を指定します。
要求本文に含まれない既存のプロパティは、以前の値のままになるか、他のプロパティ値の変化に基づいて再計算されます。 最高のパフォーマンスのためには、変更されていないプロパティをアプリケーションに含めないでください。
応答
成功した場合、このメソッドは 200 OK
応答コードと、応答本文で、更新された DriveItem リソースを返します。
例
この例では、DriveItem リソースを「new-file-name.docx」という名前に変更します。
PATCH /me/drive/items/{item-id}
Content-type: application/json
{
"name": "new-file-name.docx"
}
応答
成功した場合、このメソッドでは応答本文の driveItem リソースを返します。
HTTP/1.1 200 OK
Content-type: application/json
{
"id": "01NKDM7HMOJTVYMDOSXFDK2QJDXCDI3WUK",
"name": "new-file-name.docx",
"file": { }
}
エラー応答
エラーがどのように返されるかの詳細については、「エラー応答」を参照してください。