Windows でファイルのオンデマンド状態を照会して設定する
OneDrive Files On-Demand では、ファイルは 3 つの状態のいずれかになります。 これらの各状態は、ファイル属性の状態に対応します。 ファイルまたはフォルダーの現在の状態を照会するには、次のコマンドを使用します。
- attrib <ファイルまたはフォルダーへのパス>
スクリプト可能なコマンド
ファイルとフォルダーの状態を設定するには、次のコマンドを使用します。
ファイルのオンデマンド状態 | ファイル属性の状態 | コマンド |
---|---|---|
常に使用可能 |
固定 |
attrib +p <パス> |
ローカルで使用可能 |
Clearpin |
attrib -p <path> |
オンライン専用 |
ピン留めされていない |
attrib +u <path> |
注:
オンラインのみのファイルをピン留めすると、同期アプリはファイルの内容をダウンロードし、ダウンロードしたファイルのピン留めを解除すると、ファイルの内容をローカルに保存しないことで、デバイス上の領域が解放されます。
オンライン専用のファイルまたはフォルダーを "ローカルで使用可能" に設定するには、最初に "Always available" に設定する必要があります。
同期アプリの要件を満たしていても、[設定] の下に [ファイルオンデマンド] オプションが表示されない場合は、サービス "Windows Cloud Files Filter Driver" の開始の種類が 2 (AUTO_START) に設定されていることを確認します。 このポリシーを有効にすると、次のレジストリ キー値が 2 に設定されます。[HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CldFlt]"Start"="dword:00000002"