サンプル: 複数の重複レコードを検出する

このサンプルでは、特定のテーブルの複数の重複レコードを検出および記録する方法を説明します。

このサンプルを実行する方法

  1. サンプル リポジトリをダウンロードまたは複製して、ローカル コピーを用意します。
  2. (オプション) Dataverse/App.config ファイルを編集して、接続先の Microsoft Dataverse インスタンスを指定する接続文字列を定義します。
  3. サンプル ソリューションを Visual Studio で開き、F5 キーを押してサンプルを実行します。 Dataverse/App.config 内に接続文字列を指定した後、サンプルを実行すると、その接続情報が使用されます。

Dataverse/App.config ファイル内に接続文字列を指定しない場合は、サンプルを実行するたびにダイアログが開き、接続先の Dataverse インスタンスについての情報と、使用する資格情報についての情報を入力する必要があります。 このダイアログには以前の接続がキャッシュされているため、以前に使用した接続を選ぶことができます。

このリポジトリにあるサンプルのうち、Dataverse インスタンスに接続する必要があるものには、Dataverse/App.config ファイルを参照するリンクが含まれます。

このサンプルの概要

BulkDetectDuplicatesRequest メッセージは、複数の重複レコードを検出して記録する非同期のシステム ジョブを送信するために必要なデータを含むシナリオで使用するためのものです。

このサンプルの動作方法

このサンプルの概要で説明されているシナリオをシミュレートするために、サンプルは次のことを行います:

セットアップ

  1. 組織の現在のバージョンをチェックします。
  2. CreateRequiredRecords クラスは、サンプルに対していくつかの重複レコードを作成します。
  3. DuplicateRule メソッドは重複データ検出ルールを作成します。
  4. DuplicateRuleCondition メソッドは、重複レコードを検出する重複データ検出ルールの条件を作成します。
  5. PublishDuplicateRuleRequest メソッドは重複データ検出ルールを公開します。
  6. 公開が完了する前に PublishDuplicateRuleRequest が返されるので、非同期ジョブの状態を Completed になるまで取得し続けます。

使用方法

BulkDetectDuplicatesRequest メソッドは BulkDetectDuplicatesRequest オブジェクトを作成する

クリーン アップ

セットアップ で作成されたレコードを削除するオプションを表示します。 サンプルによって作成されたテーブルとデータを調べる場合、削除はオプションです。 手動でレコードを削除することで同じ結果を得られます。

注意

ドキュメントの言語設定についてお聞かせください。 簡単な調査を行います。 (この調査は英語です)

この調査には約 7 分かかります。 個人データは収集されません (プライバシー ステートメント)。