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ポータルの フィールドの動作と形式をカスタマイズする

注意

2022 年 10 月 12 日より、Power Apps ポータルは Power Pages となります。 詳細: Microsoft Power Pages の一般提供が開始されました (ブログ)
Power Apps ポータルのドキュメントは、近日中に Power Pages ドキュメントに移行、統合されます。

この記事では、Microsoft Dataverse フィールドでの作業と、Power Apps のポータルでカスタマイズ可能なフィールドのデータ タイプについてご紹介します。

日付と時刻

Microsoft Dataverse では、多くのシステム テーブル フィールドで日付と時刻のデータの種類が使用されています。 たとえば、マーケティング キャンペーンでアカウントが最後に使用された日時を表示したり、ケースがエスカレートされた日時を表示したりすることができます。 また、日付と時間フィールドを含むカスタム テーブルを作成することもできます。 フィールドを表す内容に応じて、ポータル フォームおよびグリッドに対する次のいずれかのフィールドの動作を選択できます。

  • ユーザーのローカル: フィールドの値はユーザーのローカル時間で表示され、現在のポータル言語/ロケールに基づいて書式設定されます。 値は、Dataverse の UTC タイム ゾーン形式で保存されます。 異なるタイム ゾーンにいる Dataverse のユーザー (または別のポータル ユーザー) がその値を表示した場合、それらは表示したユーザー自身のタイム ゾーンに変換されます。

  • 日付のみ: フィールド値には日付のみが含まれ、タイムゾーン変換なしで表示されます。 値の時間部分は常に午前 12 時です。 1 人のユーザーが入力した値は、異なるタイムゾーン (たとえば、生年月日) の他のユーザーによって同じになります。

    注意

    このフィールドの動作は、保存後に変更することはできません。

  • タイム ゾーン非依存: フィールドの値は日時を含み、タイム ゾーン変換なしで表示されます。 1 人のユーザーにより入力された値は、異なるタイム ゾーンの他のユーザーにも同じように表示されます。

    注意

    このフィールドの動作は、保存後に変更することはできません。

次のサイト設定の作成により、ポータルに使用する既定の日付/時刻の形式を上書きすることもできます。

  • DateTime/DateFormat: ポータルで使用する日付の形式。
  • DateTime/TimeFormat: ポータルで使用する時刻の形式。
  • DateTime/DateTimeFormat: ポータルで使用するすべての日付と時間の形式。

既定では、ポータルは Web サイト言語設定で指定されている標準の日付/時刻の形式を使用します。 使用可能な日付/時刻フォーマットの一覧については、カスタム日時書式の文字列 を参照してください。

期間

Dataverse のフォームでは、期間データタイプを持つフィールドをカスタム値で追加、編集することができます。 たとえば、既定の 7 hours2 days の代わりに 7.5 hours2.5 days を入力することができます。 このようなカスタム値を持つフィールドは、ポータルで追加・編集できません。 ただし、ポータルは、Dataverse からのレコードにに定義されている場合は、ポータルはそのようなカスタム値を表示します。

注意

ドキュメントの言語設定についてお聞かせください。 簡単な調査を行います。 (この調査は英語です)

この調査には約 7 分かかります。 個人データは収集されません (プライバシー ステートメント)。