Premium Per User の管理

Premium Per User (PPU) は、ユーザー単位で Premium 機能のライセンスを付与する方法です。 最初のユーザーに PPU ライセンスが割り当てられたら、関連する機能を任意のワークスペースで有効にすることができます。 管理者は、ユーザーとその既定値に表示される自動更新とセマンティック モデルのワークロード設定を管理できます。 たとえば、XMLA エンドポイントへのアクセスを、オフ、読み取り専用、または読み書きに設定することができます。

PPU の設定

管理ポータルの [Premium Per User] タブで次の PPU 設定を構成できます。Fabric 管理ポータルの設定にアクセスする方法については、「管理ポータルとは?」を参照してください。

Screenshot of the Premium per user settings.

自動更新

自動更新を使用すると、アクティブなレポート ページから、定義した間隔で新しいデータのクエリを実行することができます。 既定では、これらの設定は有効になっています。 これらの機能をオフにすると、自動更新と変更検出を使用する PPU レポートは自動的に更新されません。

次の設定を使用して、PPU 容量に存在する個々のレポートの "自動更新" 設定を上書きします。 たとえば、更新間隔の最小値設定が 30 分ごとに更新するように構成されている場合に、5 分ごとに更新するように設定されているレポートがあると、その設定が上書きされ、代わりに 30 分ごとにレポートが更新されます。

  • 最小更新間隔 - PPU 容量内のすべてのレポートの自動更新の最小値を指定するために使用します。 Power BI サービスは、この設定以上の自動更新設定を上書きします。

  • 変更の検出メジャー - 変更検出を使用する PPU 容量内のすべてのレポートの最小値を指定するために使用します。 管理組織のビジュアル機能と、組織のニーズに基づいて Power BI ビジュアルをカスタマイズする方法について学びます。

セマンティック モデルのワークロード設定

XMLA エンドポイントを使用すると、Microsoft やサード パーティのアプリとツールが、Power BI セマンティック モデルに接続できます。 この設定を使用して、PPU 容量の XMLA エンドポイントがオフになっているか、読み取り専用または読み取り/書き込み用に構成されているかを判断します。