組織の既定のリージョンを確認する

データが格納されるリージョンは、Power BI サービスとの対話に影響する可能性があるため、重要です。 たとえば、Power BI には、レポート、接続情報、データ モデル、およびサービス内のそれらのモデル内のデータが格納されます。

注意

このビデオでは、以前のバージョンの Power BI Desktop または Power BI サービスが使用されている可能性があります。

Power BI または Microsoft 365 にサインアップした組織内の最初のユーザーが、ビジネス ID の国または地域を選択します。 クラウド用の ID およびアクセス管理のシェアード サービスである Azure Active Directory により、選択した国または地域に最も近いデータセンターのリージョンにテナントが作成されます。 Azure Active Directory はマルチテナント サービスで、各組織はデータセンターの個々のテナントとして示されます。

サインアップ時に選択したリージョンによって、データの格納先が決まります。 このリージョンは、組織内のすべてのユーザーにとって同じ場所になります。所在地には関係がありません。 選択したリージョンが、ほとんどのユーザーの所在地と同じになるのが理想的です。 Power BI へのサインアップとデータ リージョンの選択については、「組織に合った Power BI サービス サブスクリプションを利用する」を参照してください。

重要

サインアップ後は、既定のデータ リージョンを自分で変更することはできません。 サポート主導のデータ リージョンの移行を依頼する方法については、「リージョン間の移動」を参照してください。

注意

Power BI Premium の容量を購入したお客様は、容量ごとにデータ リージョンを指定できます。 容量のリージョンは、既定のリージョンとは別にすることができます。 このシナリオを構成する方法については、Power BI Premium の Multi-Geo のサポートに関するページを参照してください。

注意

Power BI テナントが既定で最初に確立されていないリージョンがいくつかあります。 Power BI テナントをそのようなリージョンに配置したい場合は、そのリージョンにテナントを移動できます。

組織の既定のリージョンを確認する方法

組織の既定のデータ リージョンを確認するには、次の手順を実行します。

  1. Power BI にサインインします。

  2. 右上にある [設定] を選択し、>[ヘルプとサポート]>[Power BI について] を選択します。

    [ヘルプとサポート] メニューと [Power BI について] が強調表示された画面キャプチャ。

  3. [データの保存先] の隣の値を確認します。 表示されている場所は、データが格納されている既定のリージョンです。 また、ワークスペースごとに異なるリージョンの容量を使用している場合もあります。

    データ ストレージの場所が強調表示された [Power BI について] の画面キャプチャ。

詳細情報

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