リージョンの概要
従業員および顧客が世界中に分布している多国籍企業の場合、グローバル地域に固有の 環境を作成および管理できます。 あなたのテナントが存在する場所とは別の地域に、環境を作成できます。 ローカル環境は、そのリージョンのユーザーのデータにすばやくアクセスできます。 複数の環境の展開 を読んでして、複数環境の機能を理解してください。
どのようにアプリの展開先を調べますか。
アプリは、その環境をホストする地域で実行されます。 たとえば、環境がヨーロッパ地域で作成されると、アプリはデータ センターで展開されます。
Power Platform 管理センターを使用する
自身が管理者である場合、Power Platform 管理センターの各環境の地域で実行できます。
[管理センター] を参照し、管理者アカウントを使用してサインインします。
左側のメニューから、環境 を選択します。
どの地域が有効ですか。
Dynamics 365 および Microsoft Power Platform の使用可能性 で レポートを表示 ボタンを選択します。
これらの領域でだれが環境を作成できますか。
Power Apps を使用し、これらの方法で業務に利益をもらたすさまざまな領域で環境を作成できます:
- ユーザーに近いデータを保存
- 地理条件のコンプライアンス要求を維持
Microsoft Entra テナントが別の地域だとしても (たとえば、カナダやヨーロッパ)、1 つの地域で環境のデータベースを作成できます (たとえば、米国)。 以下に注意します。
- Microsoft Entra テナントがインドおよびオーストラリアに無い場合、税法においてインドおよびオーストラリアの環境用データベースは、作成できないようにします。 オーストラリアでは、例外が発生することがあります。
- 米国政府関連組織のみ米国政府 (GCC) の環境を作成できます。
Microsoft Entra テナントのホーム場所 | テンプレートの作成地域 |
---|---|
インド | オーストラリア以外のリージョン |
オーストラリア | インド以外のリージョン |
その他の場所 | インドとオーストラリア以外の地域 |
特定地域に特定の機能は何ですか。
環境はさまざまな地域で作成でき、地理的場所にバインドされます。 環境でアプリを作成するとき、そのアプリは地理的場所のデータセンターに展開されます。 これには、Microsoft Dataverse のデータベース、アプリ、接続、ゲートウェイおよびカスタム コネクタを含む環境で作成するどんな項目にも適用します。
最良のパフォーマンスのために、ユーザーがヨーロッパにいる場合は、ヨーロッパ地域で環境を作成し使用します。 米国にユーザーがいる場合は、米国のユーザー環境を作成し使用します。
Note
オンプレミス データ ゲートウェイは、インド リージョンでは利用できません。